予測の精度を高めるための10の心得

まえがき

『できるだけ簡潔に言えば、超予測力には柔軟で、慎重で、好奇心に富み、そして何より自己批判的な思考が欠かせない。』

リスト

  1. 【トリアージ】 困難すぎる問題に時間をかけず、努力が報われそうな質問に集中する。
  2. 【フェルミ推定】 サブ問題に分解し、仮定や推測によって見積もる。
  3. 【外側の視点→内側の視点】 まず一般的な確率・基準率を考え、次に事例の詳細な情報に目を向ける。
  4. 【ベイズ推定】 入手したエビデンスに応じて仮説を小刻みにアップデートする。
  5. 【弁証法】 自らと対立する見解を考え、統合を図る。
  6. 【確率思考】 不確実性はできるだけ細かく予測する。絶対ある/ない・五分五分はNG。
  7. 【タイミング】 自信過少と自信過剰、慎重さと決断力の適度なバランスを見つける。
  8. 【事後検証】 失敗したときは原因を検証する。ただし後知恵バイアスに用心する。
  9. 【チームワーク】 仲間の最良の部分を引き出し、自分の最良の部分を引き出してもらう。
  10. 【試行錯誤】 実践し、フィードバックを得る。真剣かつ意識的に練習する。
  11. 【健全な批判的思考】 状況は都度異なる。この心得を含めて、絶対的ルールはない。

あとがき

まえがきを含めて、フィリップ・E・テトロック、ダン・ガードナー『超予測力:不確実な時代の先を読む10カ条』(早川書房、2016年)より。リストは巻末の付録「超予測者をめざすための一〇の心得」を基に作成しました。

読書メモを兼ねてまとめたので、かなり大幅に改変しています。

11か条めは補足というかおまけ的な位置付け。

(書影)
  • タイトル:超予測力
  • 著者:フィリップ・E・テトロック/著 ダン・ガードナー/著 土方奈美/翻訳
  • 出版社:早川書房
  • 出版日:20161021

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