まえがき
データや経験をインプットに行動を起こすまでに、われわれが積み重ねている推論のモデル。下から上に読み上がってください。
リスト
- ├┤信念に基づいて行動する
- ├┤世界をめぐる信念を選び取る
- ├┤結論を導き出す
- ├┤自分が付け加えた意味をもとに推測する
- ├┤文化的、個人的な意味を付け加える
- ├┤観察をもとに「データ」を選ぶ(←信念によって)
- ├┤観察可能なデータや経験
あとがき
ピーター・センゲ『持続可能な未来へ』より。行頭の2文字で「はしご」を表現してみました。「チームや作業グループが話し合いから成果をあげられない場合、原因はまずまちがいなく、参加者たちが推論のはしごを上り、下りられなくなっていることだろう」(p328)。
原注では「もともとは人類学で用いられていた」としたうえで、自著『フィールドブック 学習する組織「5つの能力」 企業変革を進める最強ツール』を参考文献に挙げています。さらに興味のある方は、”ladder of inference”で検索するといろいろ出てきます。
- タイトル: 持続可能な未来へ
- 著者: ピーター センゲ(著)、ブライアン スミス(著)、ニーナ クラシュウィッツ(著)、ジョー ロー(著)、サラ シュリー(著)、有賀 裕子(翻訳)
- 出版社: 日本経済新聞出版
- 出版日: 2010-02-23
この本からの他のリスト
- タイトル: フィールドブック 学習する組織「5つの能力」 企業変革をチームで進める最強ツール
- 著者: ピーター・センゲ(著)、柴田 昌治(監訳)、スコラ・コンサルタント(監訳)、牧野 元三(翻訳)
- 出版社: 日本経済新聞出版
- 出版日: 2003-09-19