まえがき
『本書で述べた四つの考え方がつながったと実感できたなら、システムとしての世界全体のつながり方がわかったという充実感と幸福感に満たされるはずだ。』
リスト
- 【要素還元思考】木を見て森を見ず
- 【システム思考】木を見て森も見る
- 【ポスト・システム思考】木を見て森も見ている自分も含む地球生命圏の多様で複雑な有様を理解する
- 【システム思想】木や森が実在するのか(唯物論)、自分の心が実在するのか(唯心論)、あるいは両者が実在するのか(心身二元論)という問い自体が無駄であることを体感する
あとがき
まえがきを含めて、前野 隆司『思考脳力のつくり方 仕事と人生を革新する四つの思考法』より。4つの思考ステップに名前が付いていないので、タイトルはこちらで命名しました。また木と森のたとえの部分は、4つの思考を比較している表の「木と森を見る視点にたとえると?」という列からの引用です。
受動意識仮説を提唱した著作の上梓から丸10年。著者の世界観がある到達点に達したように感じます。
- タイトル: 思考脳力のつくり方 仕事と人生を革新する四つの思考法 (角川oneテーマ21)
- 著者: 前野 隆司(著)
- 出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 出版日: 2010-04-10