投稿者: koji

  • じゃんけん必勝の8戦術

    まえがき

    世界じゃんけんソサエティーの戦略ガイドより。基本戦略は2つ。相手に特定の手を出させないか、逆に特定の手を出させるようにしむけること。

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    あとがき

    How to Beat Anyone at Rock Paper Scissors” (World RPS Society) より、やや意訳。説明も最小限に絞っていますので、なぜそう言えるのか不思議に思った方はリンク先を覗いてみてください。

    統計的手法で、ジャンケンで勝つ方法」(永井孝尚のMM21:ITmedia オルタナティブ・ブログ)というエントリを読んで興味を持ち、元ネタの内容により忠実と思えるように訳し直しました。

    対人勝負というのは突き詰めていくと心理戦になりますね。じゃんけんもしかり。子どもで練習してみようかな。

  • 経営者の直感的選択への確信を支えるもの

    まえがき

    『〜「気合です」としか答えられないような意思決定をするのが経営者の責任といえるかもしれない。
     だからといって運を天に任せて意思決定を行わざるをえないと結論してしまうのは短絡的である。外からは選択が直感的に行われているように見えても、経営者の側には、自らの選択にかなりの確信があるはずである。
     この確信はどこからくるのか。』

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    あとがき

    まえがきを含めて「先が見えない時代、正しい結論を導く5つのカギ 経営者自身の判断力を支える知性は、現場経験から生み出される(にっぽん経営サミット)より。
    神戸大学 加護野忠男教授の文章です。加護野節(と勝手に呼んでは失礼ですが)を堪能できる良記事。

  • 相手の行動を促す3つのボタン

    まえがき

    「人には、他人からの働きかけによって行動を起こすための3つのボタンがあります。」

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    あとがき

    まえがきを含めて『人を巻き込む仕事のやり方』より。リスト項目の文章を編集したうえで引用しています。

    これは「知情意」ですね。3つめのボタンを「哲学」としたあたり、著者の工夫というかセンスがうかがえます。漢字2字で揃えようとしたのかしら。ボタンという表現も、やや操作主義的に感じるものの、分かりやすいです。

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  • リーダーシップを発揮するためのキーワード(3S&3K)

    まえがき

    『役職や権限に頼らずリーダーシップを発拝するためのキーワードとして、「3つのKと3つのS」をご紹介します。』

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    あとがき

    まえがきを含めて『人を巻き込む仕事のやり方』より。【】の右側の言葉は小見出しの引用です。

    見出しだけ並べてしまうときれいごとっぽいですが、こういう精神は大事ですね。リーダーシップというよりは、チームワークのキーワードとしてふさわしい気もします。

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  • 食品をより安全にするための5つの鍵

    まえがき

    『WHOは食品安全専門家やリスクコミュニケーターとの1年近くにわたる協議の末に、「食品をより安全にするための5つの鍵: Five Keys to Safer Food」ポスターを2001年に発表した。』

    リスト

    あとがき

    まえがきを含めて『食品をより安全にするための5つの鍵』(国立医薬品食品衛生研究所)より。マニュアル(PDF)を読むと「マニュアルに示された情報は、対象者に合わせて変更できますが、中心となる情報の基本的考え方は5つの鍵ポスターに含まれているものと同じでなければなりません。」なんて書いてあるので、つい長めに引用してしまいました。

  • Win-Win構築のための5つのツール

    まえがき

    利害の対立をWin-Winに解消する5つのアイディアとは。

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    あとがき

    『人を巻き込む仕事のやり方』より。SCAMPERのような感じで、とりあえず手段を探すときに使えそうです。

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  • 会話を前向きに進める「緊張緩和の5K」

    まえがき

    「これは、ビジネス状況でも個人的な状況でも、ぶつかりあいに対処するうえで効果的なアプローチで、セールスのプロもメンタルヘルスの専門家も薦めているものだ」

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    あとがき

    まえがきを含めて『どんな相手ともうまくいく!「心の合い鍵」の見つけ方―必ずイエスを言わせる「ソーシャル・スタイル」セールス教本 』より。
    相手が後ろ向きになってしまった状況からどうトークを展開するかという意味で「緊張緩和」という言葉が使われています。

    基本的にはセールスの進め方なのですが、一般的な問題解決のための会話に使えるように編集しました。ですので、本文の意図とは微妙にずれがあるかもしれません。

    5Kとは考えましたね。最初の1文字は「け・き・か・か・こ」ですが、これをなんとか「かきくけこ」に落とし込めたら、名作リストとして広く知られていたことでしょう。

    • 不満がテロに至るステップ

      まえがき

      「歴史的に見るならば、不満をいだいた者がテロ行為に走るのは、ほかの手段がすべて失敗に終わったときか、あるいは先へ進む道が閉ざされたときである。」

      リスト

      あとがき

      まえがきを含め、『なぜ、正しく伝わらないのか―戦争にみる情報学研究』より。このステップは単語だけが並んだ図として示されていました。【】の右側の解説は、本文を解釈して添えたものですが、不正確かもしれません。特に「団体抗議〜法〜議会行動」のあたりの区別は、本文を読んでもはっきりしませんでした。

      とはいえ、価値のある分析だと思ってまとめておきたくなりました。本文では「以上で示してきた不満の噴出形式は、過去百五十年に及ぶテロの発展のなかにはっきりと見て取ることができる。」として、いくつもの例が挙げられています。

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    • インテリジェンス・サイクル(情報収集と活用のサイクル)

      まえがき

      『一流の情報将校はこれ(インテリジェンス)を、次のように正確に、かつ簡潔に定義する。「意思決定者がいつ行動を起こしてもいいようにするための、正確で十分に処理された情報」と。』

      リスト

      あとがき

      まえがきを含め、『なぜ、正しく伝わらないのか―戦争にみる情報学研究』より。引用にあたって、一部補足・編集をしています。連番を打ちましたが、書籍ではこれらのステップが円を描いています。
      まえがきに引用した、「インテリジェンス」の定義も分かりやすくてよいですね。

      著者独自の整理かと思いきや、CIAのホームページにもほぼ同じ5ステップが載っていました。”Kids’ Page > 6-12th Grade”というコーナーでしたので、ざっくり言って中高生向けですかね。
      The Intelligence Cycle” ― Central Intelligence Agency

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    • 事業仕分けの元祖、カナダの「プログラム・レビュー」の仕分け基準

      まえがき

      「システムの生みの親の加藤秀樹行政刷新会議事務局長によれば、事業仕分けの手本は、カナダ政府の『プログラム・レビュー』。」
      「義務的経費を除く全政策経費を対象」に、以下の6つの問いかけをしていったそうです。

      リスト

      あとがき

      まえがきの「」内を含め、日本経済新聞 2009年12月7日 朝刊 「核心」欄より。タイトルは『予算が試す政権の真価 〜 「希望の物語」を描けるか』です。筆者は土谷 英夫氏。

      カナダでは各省の大臣と次官が自己レビューして、しかも大きな成果をあげたとのこと。