投稿者: koji

  • 心戒十訓

    まえがき

    「これは、大正・昭和の社会教育家で、倫理研究所初代理事長の丸山俊雄の手になるものだそうだ。」

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    あとがき

    まえがきを含めて『福沢諭吉は謎だらけ。心訓小説』より。

    引用元はこの本ですが、著者(清水義範)もネットから引用して掲載しています。本当の原典までは調べが及んでいません。

    最後の項目「良い人生は、良い準備から始まる」はどういう意味なのかな。一見すると「よく準備をしてから事に臨め」というだけの意味のように思えます。しかし、準備をしている時間も人生の一部であって、「良い人生」と「良い準備」を切り分けることはできません。とすると、「プロセスを楽しめ」というような含みを持っているのでしょうか。

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    参考文献

    心戒十訓」(Wikisource)

  • 新年の決意(New Year resolutions)を成功させる10の秘訣

    まえがき

    700人の「新年の決意」を調べ、失敗に終わった78パーセントの事例を分析した心理学の教授が紹介するリスト。

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    あとがき

    Key to keeping New Year resolutions revealed by psychologist“(Telegraph)より翻訳・引用。

    8割近くの人は新年の目標達成できず、「成功の秘訣」を心理学者が指南。』(Narinari.com)で翻訳されているのを見かけました。肝心のリストがかなり端折った訳だったので、訳し直してみました(とはいえ、やはり逐語訳ではありません)。

    作者はRichard Wiseman……ああ、思い出しました。6年ほど前にブログで紹介していたことを。

    » 「ツイてる?」(起-動線)

  • EQの六つの基本原則

    まえがき

    「一般的に、職場での感情はあなたの判断や、仕事への満足度、人をサポートする行動、創造的な問題解決、意思決定などに影響を及ぼす。」

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    あとがき

    まえがきをふくめて『EQマネージャー』より。カッコは僕が追加した言葉です。

    • タイトルEQマネージャー
    • 著者: デイビッド・R・カルーソ(著)、デイビッド・R・カルーソ(著)、ピーター・サロベイ(著)、ピーター・サロベイ(著)、渡辺 徹(著)
    • 出版社: 東洋経済新報社
    • 出版日: 2004-12-17

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  • 携帯メールやり過ぎ度チェック

    まえがき

    何問当てはまるかを数えてください。判定結果はあとがきで。

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    あとがき

    ●0個=「ゼロ」レベル:そもそも携帯電話やメールに、あまり関心がないのかもしれません。だからといって異常ではありませんので安心してください。
    ●1〜6個=「普通」レベル:今のペースならまだ心配するようなことはありませんが、これ以上レベルが上がらないように注意しましょう。
    ●7〜13個=「やや注意」レベル:おそらく保護者の方は、今のあなたを少し心配しはじめています。メールのやり取りだけに気を取られず、目の前の人との会話を楽しみましょう。
    ●14〜19個=「警告」レベル:メールにかかりっきりになっている姿が、すでにまわりの人からは変に見えはじめています。保護者の方たちは、今のあなたをかなり心配しています。
    ●20個以上=「重症」レベル:すでに普ふ段だんの生活にも支障をきたしているはずです。自分で気をつけて改善していかないと、本当の病気になってしまうかもしれません。

    “ネット”と上手く付き合うために [Version 1.2]」(インターネットユーザー協会(MIAU))より。セクション2から一部を引用しました。また解説文をすこし刈り込んでいます。スライドショーをデフォルトにしました。リスト項目を一覧するにはこちらをクリックしてください。

    具体的でいいですね。僕自身はあまり携帯メールを使わないせいか、「やや注意」レベルがすでに「重症」のように感じられました。

    「携帯メール」を「Twitter」に置き換えてみた方もいらっしゃいます(「Twitterやり過ぎ度チェック」 – klimの独り言)。というか、こちらを先に発見して本家の存在を知った次第。

  • ゆれる自戒(井上ひさし)

    まえがき

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    あとがき

    『すばる 2008年 01月号』より。まえがきは敢えて省略しました。扉に、おそらくは井上ひさしの自筆で、原稿用紙に書かれたこの言葉が、置いてあります。

    井上さんはこの言葉を色紙にも書かれているようです。また随所で引用されている文章にも微妙な違いがあったりします。引用者のミスなのか、まさに「ゆれる自戒」なのか。

    • インプロ(即興劇)に学ぶ、複雑な状況におけるコラボレーションの7原則

      まえがき

      即興劇のパフォーマーたちは、プロットやキャラクター設定を事前につくることなく、こういった原則だけを胸に抱いて舞台に上がる。らしい。

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      あとがき

      Improv Theater and Complex Adaptive Systems“(The Fertile Unknown)より勝手訳。”Links of the Week/Month ― December 19, 2009“(how to save the world)というエントリ経由で見つけました。

      カオスからの創造という点でインプロは複雑系であり、インプロはカオスの縁で生まれると、元エントリの筆者は指摘します。なるほど面白い考え。

      そしてこういった7原則は、複雑な環境下でのあらゆるコラボレーションに敷衍が可能ではないか、とも。

    • 交渉時に意識すべき5つの核心的欲求

      まえがき

      交渉では、自分や相手に生じる感情でなくその原因、つまり欲求に注目せよ。5つの核心的な欲求が適切に満たされることが望ましい。

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      あとがき

      『新ハーバード流交渉術 論理と感情をどう生かすか』より。一部編集のうえ引用しています。

      これらの欲求が「適切に」満たされているかを判断する基準は
      ・公平に満たされているか
      ・正直に満たされているか
      ・現在の状況に合う形で満たされているか
      の3つ。

      自他の感情を直接コントロールするのではなく、それを生み出している欲求に目を向ける。分かりやすく、実践しやすい(もちろん簡単ではありませんが)アプローチです。

      • 新しい経済地図の6分野

        まえがき

        「これら六つの経済分野は、絶え間なく相互に作用し合っている。これらすべてを考慮に入れるだけで、私たちは、現在の世界で必要とされている変化を起こすことができる。」

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        あとがき

        まえがきを含めて『ゼロから考える経済学――未来のために考えておきたいこと 』より。

        現在の経済モデルで除外されているのは、1,2,6。著者は1を「中核分野」として重視しています。たしかに、経済を支えているのは人であり、自然資源です。その生産活動を考慮しないまま、完結したシステムのように経済システムを扱うのは、不自然。

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