まえがき
世の中でよく使われている「分析的な問題解決のプロセス」を遡っていくと、ジョン・デューイに行き着きました。
リスト
- 疑念を生ぜしめる問題状況
- 問題の設定
- 問題を解決するための仮説の提案
- 推論による仮説の再構成
- 実験と観察による仮説の検証
あとがき
『デューイ(世界の思想家〈20〉)』より。
- タイトル: デューイ (1978年) (世界の思想家〈20〉)
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美しい箇条書き
世の中でよく使われている「分析的な問題解決のプロセス」を遡っていくと、ジョン・デューイに行き着きました。
『デューイ(世界の思想家〈20〉)』より。
カントの定言命法を思い切って分かりやすく表現し直してみました。
「カントの定言命法(必ず従うべき道徳法則)」を言い換えたものです。「自分で決めたルール」とは「汝の意志の格律」のこと。
カントは長い思索を経て最後の「自律の方式」に達したそうなので、「自律のための4ヵ条」と名付けました。
『カントは道徳法則を唯一の表現に定式化する(「唯一」と言いながら、合計四つの方式にまとめあげるのだが、残りの三つは根本方式のヴァリアントと言ってよい)。』
まえがきを含めて『カント入門』より。
「自律のための4ヵ条(カントの定言命法)」を作ってみたくなり、そのレファレンスとしてアップしています。
知情意のそれぞれの視点から考えるための原則とは。
『カント入門』より。[知][情][意]のラベルは僕が追加しました。出典は明記されていませんが文脈からすると『判断力批判』のようです。またそれぞれの意味を本文から編集のうえ引用します。
1は「先入観をもたない思考法」の原則であり、悟性に対するものである。
2が(略)「拡大された思考法」の原則であり、判断力に対するものである。
3は「首尾一貫した思考法」の原則であり、理性に対するものである。
態度表明の3ステップのゴールにある【しあわせ】とは。
「生活動力2010 「態度表明社会」」(生活総研 ONLINE)より。このページからダウンロードできるPDFからの引用です。
どれも「態度表明」、つまり自発的な行動によってのみ得られる幸せですね。「別の観点に立てば、5つの【しあわせ発見】は、今後の消費を牽引するキーワードになっていくとも捉えられます」とも。なるほど。敢えて言えば、態度を表明するというアクション自体にひそむ「しあわせ」もあるのではないかと。
(追記)
「実は3つのレイヤーになっていて自分が2つ、身の回りが2つ、社会が一つの同心円なのです。」(Twitter / Yoshikawa Masataka)
「態度表明」とは何か。結果的にどうなるのか。
「生活動力2010 「態度表明社会」」(生活総研 ONLINE)より。このページからダウンロードできるPDFからの引用です。
Plan → Do → See、あるいは『「創造的な選択」の4つの原則』(1と2を合わせて【そもそも発想】)を思い出しました。言いたい放題社会とかじゃなくて、態度表明社会という前向きさに好感。
レポートにはISBNが付いていますが書店流通はしておらず、新青山ビルの流水書房でのみ購入可能とのこと。
「日常的な行動の場合、人々の道徳的義務の感覚は、三つの根源に由来する傾向にある」
まえがきを含めて、ジョセフ・S・ナイ『リーダー・パワー』より。これらの「義務」についての感覚が互いに矛盾するところに、(特にリーダーの)決断の難しさがあるという指摘。【】内の見出しは、巻末付録の「リーダーシップ ―― 十二の短いヒント」を参考にしました。
個人的な良心、社会的な道徳、職業的な倫理と覚えておけばいいですかね。短いながら重要なリスト。
『つまり「できない」と言うときはほとんどが「そこまでしてやりたくない」と言っているのですね』
まえがきを含めて「できない本当の理由」(【宝地図・望月俊孝】誰でもカンタンに実践できる成功法則)より。Twitterで流れてきたのを拾いました。
5W1HでMECEチェックをしてみると……「この場所では出来ない」「自分には出来ない」なんてのもあってもよさそうですね。この3つの下に含めてしまってもよいのでしょうが。
これは行動する前の言い訳を見直させるチェックリストですが、行動(して失敗)した後の言い訳を封じるリストもあります。
『失敗の言い訳「3つのL」』
このペアを並べてみたかったので投稿しました。
科学的アプローチに基づく営業TQM(Total Quality Management)を社内に導入し、実践していくうえで重要なポイントとは。
『思考する営業―BCG流営業戦略』より。これらの情報は一枚の表にまとまっていました。3つのフェーズに区切られていてフラットでないところは*ListFreak的ではありませんが、内容は詰まっていていいですね。
断片的な事実や意見からピラミッド・ストラクチャーを築き上げるために。
特に引用元はありませんが、参考文献を載せておきます。
自分の考えをまとめるときにも、相手の考えを促すときにも、同じように使えます。会話の中でこういった構造を意識しながら話をすることは容易ではありませんが……。
「考えに筋を通すための、4つの問いかけ」(大事なことの決め方・選び方)