投稿者: koji

  • ただ今日なすべきことを熱心になせ(一夜賢者経)

    まえがき

    毎日、今日一日だけは賢者でいよう。お釈迦様の言葉とか。

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    あとがき

    『「狂い」のすすめ』より。『マッジマ・ニカーヤ』という本からの引用として紹介されていましたので、孫引きです。内容もさることながら、日本語としてこなれているしリズムもいいですね。

    正確には「リスト」とは呼べないのですが、こういった格言や警句もうまく収めたいなあという希望もあり、やや実験的に登録しました。

    • 夫婦げんかを防ぐXYZ

      まえがき

      『心理学者で効果的なコミュニケーション・プログラムの生みの親でもあるハイム・ジノットは、苦情を述べる際のいちばん上手な形式は「XYZ」だと勧めている。』

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      あとがき

      『EQ―こころの知能指数』第九章「結婚生活の愛憎」より。XYZとはすなわち事実−感情−要求ということ。この文章に続く例文も引用します。

      たとえば、夫婦げんかでよく聞くセリフのように「あなたって思いやりのない人ね。自分勝手な大馬鹿者だわ」と言うのではなく、「あなたが夕食の約束に遅れるという電話をくれなかったので、私は大切に思われていない気がして腹が立った。遅くなるなら電話で知らせてくれればよかったのに」と言えばいい。

      人格攻撃をしない。Iメッセージ(「私」を主語にする)。夫婦間に限らず、人格攻撃をしてしまえるくらい近しい間柄では注意したいですね。

      例文もそうだと思うのですが、XとYがきちんと言えればZの部分は言わずもがなで済む(相手の方から言ってくれる)ケースが多いような気がします。甘いかな…。

      • 仕事の4ワーク

        まえがき

        仕事は○○でするものだ!…さて何でしょう。

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        あとがき

        前の三つ(ヘッドとフットとハート)のトリオは、詠み人知らずなのですがときどき目にします。
        四つ目は私が追加してみました。ちょっと脚韻踏んでいる風でいいですよね(自画自賛)。

      • 5S

        まえがき

        職場環境改善の定番フレームワーク。

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        あとがき

        5S」(Wikipedia)および「知っておきたいIT経営用語 – 5S」(ITpro)より編集のうえ作成。

        整理・整頓・清掃の3S(Wikipedia)に清潔を加えて4S、さらに躾が加わって5Sとなった経緯があります。後の2つは3Sをいかに保つかという観点で追加され、かつ互いの意味合いがやや重なっているため、枠組み感はやや落ちてしまった感じです。検索してみても、3Sの部分の定義はほぼ同じですが、清潔・躾の内容は組織によってけっこう違っています。

        独自の解釈を盛り込めるゆるさがあったほうが、当事者意識が作れてよいのかもしれません。6S、7S、……10Sと拡張している例もありました。

        個人的には、清潔さの3S=整理されていること・整頓されていること・清掃されていること、くらいが“清潔”でよいなあと。

      • 質疑応答時に覚えておきたい「あいうえお」

        まえがき

        プレゼン・講演後のQ&Aタイムの心構え。

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        あとがき

        自作です。同じ用途のリストに「聴衆の質問に答えるときの心がけ:TREES」があります。内容的にはこれに寄りかかりつつ、自分の経験を加えて覚えやすく仕立ててみました。

      • 「紫の牛」を生み出す8つの方法

        まえがき

        常識破り(Remarkable)なマーケティングのコツ。

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        あとがき

        『「紫の牛」を売れ!』より。
        マーケティングとは、目立つことと見つけたり。

        • タイトル「紫の牛」を売れ!
        • 著者: セス・ゴーディン(著)、門田 美鈴(翻訳)
        • 出版社: ダイヤモンド社
        • 出版日: 2004-02-20

        この本からの他のリスト

      • 記憶に残る学び方とは

        まえがき

        学び方と、それが記憶に残る割合の関係は?アメリカの研究から。

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        あとがき

        『効果10倍の“教える”技術―授業から企業研修まで』p27より。「アメリカの研究」とのことですが、残念ながら引用元は示されていませんでした。
        この本によれば、老子にこんな言葉があるそうです。
        「聞いたことは、忘れる。
        見たことは、覚える。
        やったことは、わかる」
        そして
        「見つけたこと(発見したこと)は、できる」
        と付け加えた人がいます、とあります。これもいいリストですよね。とても納得。

        • ノックスの十戒

          まえがき

          推理小説の書き手の「べからず集」。1929年作の古典。

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          あとがき

          たまたま「ノックスの十戒」という言葉を見かけました。なつかしくなって登録しようと思ったのですが、出回っている訳とWikipediaに原文としてリンクされていたThe Ten Commandments of Msgr. Ronald A. Knox – The Diogenes Club の内容に違うところがあるようなので、新たに訳し下ろしてしまいました。少々解説を:
          「読者と共に考える人物」というのは、典型的には物語の語り手でしょう。
          「秘密の部屋や通路は一つまで」というのはちょっと意外。というのは、見かけた日本語訳は「一つでもダメ」となっているものが多かった(し、僕もそうだと思っていた)ので。
          「中国人」は、現在は「東洋の神秘(のような、説明のつかない存在)」と読み替えるべきでしょうね。

        • マーケティングの手順

          まえがき

          『コトラーは「利益を上げることがマーケティングの目標だ」と言い、マーケティングの手順を次のように挙げている。』

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          あとがき

          なぜかコトラーの本ではなく、『ドラッカーの実践経営哲学―ビジネスの基本がすべてわかる! 』p113より。
          この本はドラッカーの言葉を引きながら日本の市場に合わせた解説をしてくれています。著者はドラッカー氏の翻訳で有名な上田惇生氏の学生時代の同期生とのこと。

          • 交渉に備えるための9つのステップ

            まえがき

            『交渉を効果的に進めるには、十分に時間をかけて準備することだ。』

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            あとがき

            『ハーバード・ビジネス・エッセンシャルズ〈5〉交渉力』より。第3章のまとめを引用しました。

            BATNA(Best Alternative To a Negotiated Agreement)とは、『交渉が合意に至らなかった場合の最善の代替案』(「はじめに」より)。

            交渉に関する手引き書は、ほとんど米国のビジネススクールのテキストしか見かけません。まったく違う発想の枠組みも探しておきたいところ。