投稿者: koji

  • 信頼のトライアングル

    まえがき

    『信頼には、「オーセンティシティ」「ロジック」「共感」という3つのドライバーがある。信頼が損なわれた原因をたどっていくと、必ずと言っていいほど、この3つのドライバーのいずれかが欠けている。』

    リスト

    あとがき

    まえがきを含めて、フランシス・フライ、アン・モリス 「リーダーの信頼を支える3つの力」、ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス・レビュー 2020年7月号より。

    信頼の構成要素 (Mayer) とほぼ一対一に対応。

    この本からの他のリスト

  • イノベーションを起こす5Aサイクル

    まえがき

    『「5Aサイクル」を何度も回すことによって、そのビジネスはより強く、より精度が高く、より高い顧客価値を生み出していきます。』

    リスト

    あとがき

    まえがきを含めて、永田 豊志 『トップ1%の人だけが実践している思考の法則』(かんき出版、2012年)より。

    経験学習と仮説検証。

    • フッタの著作権表示

      現在使用している TwentyTwenty テーマは、標準ではフッタに次のようなクレジットを表示する。

      <div class="footer-credits">
      	<p class="footer-copyright">&copy;2020年
      		<a href="https://listfreak.com/">*ListFreak</a>
      	</p><!-- .footer-copyright -->
      	<p class="powered-by-wordpress">
      		<a href="https://ja.wordpress.org/">Powered by WordPress</a>
      	</p><!-- .powered-by-wordpress -->
      </div><!-- .footer-credits -->
      

      ここから “Powered by WordPress” を除き、”©2020年” を “© 2005″(2005は当サイトの開始年)とする変更を行った。

      今後テーマを変える可能性もあるので、テーマファイルに手を入れない方法を探した。この部分は wp_footer() から呼び出されるが、テンプレートファイルのHTMLを書き換えられるようなフックはない。そこでJavaScriptで書き換えることにした。

      add_action( 'wp_footer', 'kh_footer', 22 );
      function kh_footer() {
      ?>
      <script type="text/javascript">
      document.querySelector("p.footer-copyright").firstChild.data = "© 2005 ";
      document.querySelector("p.powered-by-wordpress").textContent = "";
      </script>
      <?php
      }
      • wp_footer フックの中では優先度低めの22に設定。
      • ”&copy;2020年” の部分は要素(Element)ノードでなくテキストノード。よって firstElementChild でなく firstChildでアクセスする。
    • AIが知性を持つ上で必要な要素

      まえがき

      『本書では知性を 「自分で考えて環境に対応し、より良い成果を達成する能力」 と定義することにします。(略)AIが知性を持つ上で必要な要素を列挙してみましょう。』

      リスト

      あとがき

      まえがきを含めて、藤本 浩司、柴原 一友 『AIにできること、できないこと—ビジネス社会を生きていくための4つの力』(日本評論社、2019年)より。

      (おそらく出版社が付した)ビジネス社会を生きていくための4つの力とはすなわちこの知性の4要素であり、現在のAIの得意不得意をよく理解して人間ならではの価値を発揮してしていこうという趣旨と理解しました。

      この4要素もそうですが、論じるために必要な前提をていねいに組み上げていく展開に好感。

      • 聞思修

        まえがき

        『仏教には、教えを身につける修行の段階として「聞思修」という段階があります。 「教えを身につける」とは、「知識として理解すること」ではなく、「当たり前に実践できていること」「教えに沿った心になっていること」であり、そのように身についたものを仏教では「智慧」と呼びます。』

        リスト

        あとがき

        まえがきを含めて、安澤 武郎 『ひとつ上の思考力』(クロスメディア・パブリッシング、2017年)より。まえがきは「おわりに」からの引用です。リストも「おわりに」から、すこし刈り込んだうえで引用しています。

        聞思修の読みは〈もんししゅ〉。検索すると〈もんししゅう〉とする記事もありました。

        聞思修をメインテーマにした、名取 芳彦 『3日間で驚くほど心が晴れる本 悩みや迷いが消える「聞思修」の教え』(PHP研究所、2013年)という本もあり、こちらではさらにシンプルに、次のように紹介されていました。

        しっかり聞く、よく考える、やってみる──この三つを「 聞・思・修」といいます。仏教では、修行の段階をあらわす大切な言葉として伝えられています。

        • タイトルひとつ上の思考力
        • 著者: 安澤 武郎(著)
        • 出版社: クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
        • 出版日: 2017-03-27
          • 「六つの帽子」思考法

            まえがき

            『物を考える時には、これらの帽子を心の中に思い描き、「視覚化」してほしい。というのは、帽子の「色」が大切な意味をもっているからだ。』

            リスト

            あとがき

            まえがきを含めて、エドワード・デボノ 『6つの帽子思考法――視点を変えると会議も変わる』(パンローリング、2015年)より。リストは本文からの引用です。

            以前から収集したかったのですが、デ・ボノ氏の著作から直接引用したく。ようやくかないました。『このメソッドを実践する時には、〝決して〟帽子の機能ではなく、「色」を口に出すことが重要だ。』とあるように、「色」が重要。

            • 仕事が終わらない3つの理由

              まえがき

              『仕事が終わらない理由をおさらいしておきましょう。大きくまとめると、次の3点に集約されます。』

              リスト

              あとがき

              まえがきを含めて、中島 聡 『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』(文響社、2016年)より。

              遂行能力が低いのではなく、能力に合わせた仕事の見積もり(請け負い範囲・計画)をしていない(だけ)。やる気がないのではなく、ギリギリまでやらない(だけ)。こう書いてもらえると、ちょっと糸口が見いだせそうな気がしてきます。

              • (プレゼン準備用)ことばの理解度チェックリスト

                まえがき

                『プレゼン資料に書いたことばについて、自分では「わかっている」つもりでも、その実「わかっていない」ことが少なからずあるので、(略)「わかっている」ことについて、次の6段階でチェックします。』

                リスト

                あとがき

                まえがきを含めて、船川 淳志 『知力をつくる技術』(あさ出版、2017年)より。

                理解度という場合、文脈によって測定の内容や深度が変わってくるので「プレゼン準備用」としました。けっこう細かいですが、これくらい細かいほうが自問のためのリストとして機能しやすいかもしれません。

                プレゼンテーションの質疑応答の準備として、まず自分が使った「言葉」の理解度をチェックする。よいステップですね。私家版を作りたくなりました。

                • タイトル知力をつくる技術
                • 著者: 船川 淳志(著)
                • 出版社: あさ出版 (ASAPB)
                • 出版日: 2017-03-08
                • 哲学対話のルール

                  まえがき

                  『一口に哲学対話と言っても、何に重点を置くか、何のために対話をするのかで、ルールも進行の仕方も違ってくるので、一般論としてどのようなスタイルがいいのかは言えない。ここでは私がいつも掲げているルールをあげておこう。』

                  リスト

                  あとがき

                  まえがきを含めて、梶谷 真司 『考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門』(2018年、幻冬舎)より。

                  対話を通じて考える方法を平易に解説しています。一見すると現場で使うには項目数が多い印象を受けましたが、本書で一つ一つていねいに説明されている背景を読むと、どれも外したりまとめたりしがたくなります。

                  個人的には「知識ではなく、自分の経験にそくして話す。」が、解説を読んで納得した項目。知識比べは、対話を通じて「共に考える」行為からは遠ざかってしまいます。

                  (略)経験(・・)に基づいて話をすれば、年齢や性別、学歴などにかかわらず、対等に話ができる。知識を背後にもっているのはかまわないが、ちゃんと理解しているなら(・・・・・・・・・・・・)、それをいちいち言わなくても、自分の言葉で(・・・・・・)自分の経験や思い(・・・・・・・・)と結びつけたり、身近な例を出したりして話せばいい。

                  (略)そして経験にそくして話をするかぎり──にわかには信じられないだろうが──小学生の子どもと40代の社会人と、70歳のおじいさん・おばあさんが対等に話せるのだ。

                  • 本屋で働く新しい人たちへの10ヶ条

                    まえがき

                    『みんな承知しているし既にやっていることという前提を外して、ずっと腰に提げていた袋を開陳したつもりです。』

                    リスト

                    あとがき

                    まえがきを含めて、矢部 潤子 『本を売る技術』(本の雑誌社、2020年)より。まえがきは、本書あとがきより。リストは、本書のまえがきと第一講のあいだに掲げられています。

                    著者は36年間の経験を持つベテラン書店員。本書は出版元である「本の雑誌社」営業部の杉江 由次さんによる矢部さんへのインタビュー集で、矢部さん自身の肉筆はあとがきのみです。

                    このあとがきが名文。本エントリのまえがきで引用した「腰に提げていた袋」とは、現役時代に言語化しそこねたノウハウの隠喩です。職人は自分の経験から得たものをこのような心持ちで言語化し、後進に託していけばよいのではと感じ入りました。

                    当初、リストの10ヶ条が36年間腰に提げていた袋のエッセンスであると思い吟味していたのですが、どうも違和感があります。

                    最終項目に「そして」とあるので、項目の順序に意味を持たせていらっしゃることが察せられます。しかしそうすると、「新聞を読むこと」が1番で、「売場とお客様に教わること」は7番めという順序が、ご本人の語られている内容と合致しないように思えます。また『本を売る技術』を語りつつ「本を売ること」を9番め、最終項目の前に置かれたことにはどんな含意があるのか。

                    検索してみると、インタビュアーである杉江さんのブログの2019年1月7日のエントリに、2019年の個人的な目標としてよく似たリストが掲げられています。ブログゆえいつか逸失してしまうかもしれないので引用しておくと:

                     2019年10ヶ条
                      本を読む
                      人に会う
                      話を聞く
                      口を噤む
                      心を鎮める
                      集中する
                      手を動かす
                      足を運ぶ
                      本を売る
                      感謝を伝える

                    1月7日(月) – 帰ってきた炎の営業日誌|WEB本の雑誌

                    全体によく似ていますし、どちらにも本を売るが9項めにあります。

                    杉江さんが本書を編集している間に矢部さんから10ヶ条を教えてもらい、自分向けにしつらえ直した可能性もあります。杉江さんがこのエントリをふくらませるかたちで「本屋で働く新しい人たちへの10ヶ条」をこしらえたのかもしれません。

                    経緯はともかく、本書で語られる「本屋に並べる本」への圧倒的なこだわりに比べると、「リストに並べる心得」へのこだわりはそれほどないのかなと、ちょっと残念に思いました。本好きのリストフリークとして。

                    • タイトル本を売る技術
                    • 著者: 矢部 潤子(著)
                    • 出版社: 本の雑誌社
                    • 出版日: 2020-01-23