投稿者: koji

  • 問題解決を阻害する、コミュニケーションのロードブロック

    まえがき

    『こうした応答は問題解決を鈍化させたり、阻害したりします。そのため、私はこれを「コミュニケーションのロードブロック」と呼んでいます。』

    リスト

    あとがき

    まえがきを含めて、トーマス・ゴードン『リーダー・エフェクティブネス・トレーニング』より。文例は、スペース節約のために一部切り詰め・改変のうえ引用しました。各項目のラベルは巻末の事例集からの引用です。

    • タイトルリーダー・エフェクティブネス・トレーニング
    • 著者: トーマス・ゴードン博士(著)、ミラー 和子(翻訳)、ミラー ナサニエル洋志(翻訳)、辻 達諭(翻訳)、今井 真理子(翻訳)、網 まどか(翻訳)、藤野 典子(翻訳)
    • 出版社: セカンド・ウィンド株式会社
    • 出版日: 2018-10-27
    • 伝わる噂〔うわさ〕話の条件

      まえがき

      『個人が、聞いたうわさ話を他者に伝達するかどうかに影響する要因』として検討されているものとは。

      リスト

      あとがき

      参考文献(1)より。うわさ話が伝わる条件の研究はいくつかのアプローチに分かれているそうですが、ここではまえがきで引用したとおりうわさの伝え手となる個人に影響を与える要因をリスト化しました。

      (追記:2021/11/24)『ネット炎上の研究』などの著書がある山口真一氏が「ワクチンデマはなぜ広がる? 人々が騙されるのにはワケがあった」 (JBpress) という記事でワクチンとデマの相性がいい理由を次のように述べていました。多少前後を補って引用します。

      1. 新型コロナワクチンには多くの人が高い関心を持っている
      2. 多くの人はワクチンの正確な理解に必要な高度な専門知識を持っていないため不安になりやすい
      3. デメリットが目立って、メリットが目立ちにくい(発熱のようなデメリットはファクト。一方で罹患しなかったのがワクチン接種の効果かどうかはわかりづらい)

      リストに照らすと、順に「重要性・不安・あいまいさ」でしょうか。

      参考文献

      (1) 竹中一平. “対人心理学研究の最前線 (第 5 回) 人から人へ伝わる情報.” 繊維製品消費科学 49.7 (2008): 467-476.

    • 人が嘘をつく4つの理由

      まえがき

      『嘘は次の4種類に分類されます。人は、状況に応じてこれらの嘘を使い分けています。』

      リスト

      あとがき

      まえがきを含めて、『「なるほど! 」とわかる マンガはじめての嘘の心理学』より。図を一部編集のうえ引用してリストを作成しています。

      何らかの学説が下敷きになっていると思われますが、残念ながら出典が書かれていませんでした。

      • 予測の精度を高めるための10の心得

        まえがき

        『できるだけ簡潔に言えば、超予測力には柔軟で、慎重で、好奇心に富み、そして何より自己批判的な思考が欠かせない。』

        リスト

        あとがき

        まえがきを含めて、フィリップ・E・テトロック、ダン・ガードナー『超予測力:不確実な時代の先を読む10カ条』(早川書房、2016年)より。リストは巻末の付録「超予測者をめざすための一〇の心得」を基に作成しました。

        読書メモを兼ねてまとめたので、かなり大幅に改変しています。

        11か条めは補足というかおまけ的な位置付け。

        • 四聖諦

          まえがき

          『四聖諦とは、「四つの、高貴な者たちにとっての真実」である。』

          リスト

          あとがき

          まえがきを含めて、馬場 紀寿『初期仏教――ブッダの思想をたどる』(岩波書店、2018年)より。本文を編集して作成しました。

          この本からの他のリスト

        • 五戒

          まえがき

          『「戒」の原語「シーラ」(略)は習慣を意味する。(略)仏教の「戒」とは良い習慣を意味し、身につけるべき正しい行動様式を指している。(略)仏教には、在家信者の戒として次の五条からなる「五戒」がある。』

          リスト

          あとがき

          まえがきを含めて、馬場 紀寿『初期仏教――ブッダの思想をたどる』(岩波書店、2018年)より。

          この本からの他のリスト

        • 2分間で眠りに落ちるための2分間の準備

          まえがき

          『本書でウィンターは、兵士が寝不足によってミスを犯さないように、米軍が設計した入眠技術について説明している。』

          リスト

          あとがき

          まえがきを含めて、参考文献(1)からの抄訳です。初出は1981年に出版された “Relax and Win: Championship Performance” とのこと。

          文章が少々長かったので極力切り詰めました。

          脱力と、ミニ瞑想と、安眠イメージ。この3つをしてから横になる。

          参考文献

          (1) The military secret to falling asleep in two minutes | The Independent

          • 仲間選びの基準(マフィア版)

            まえがき

            『どういう人物を仲間にすべきか? 次の三つの質問をクリアした人物を選べばいい。』

            リスト

            あとがき

            まえがきを含めて、マイケル・フランゼーゼ 『最強マフィアの仕事術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、2018年)より。カッコ内は原著の言葉です。

            「頼りになる」は他の2つとやや被る気がします。誠実で有能でも頼りにならない人って……まあ、いるか。

            本書で挙げられた例からすると、「そいつは、自分あるいは組織に“忠実”か? (loyal)」のほうがしっくりくる気がしました。

            • ABT(物語の普遍的な構造)

              まえがき

              『この本の中で、たった一つだけ得ていってほしい知識があるとすれば、それはABTだ。物語のためのテンプレートで、これに適うものはない。』

              リスト

              あとがき

              まえがきを含めて、ランディ・オルソン 『なぜ科学はストーリーを必要としているのか──ハリウッドに学んだ伝える技術』(慶應義塾大学出版会、2018年)より。カッコで付けた例文は、本書冒頭の「日本語版序文」からの(一部編集したうえでの)引用です。

              一見すると当たり前の要素に思えます(A)が、意外に使いこなせていないかも(B)。短い文章にも盛り込んでみようと思います(T)。

              • 真実の祝福(TRUE)

                まえがき

                『真実の祝福であれば、祝福しすぎるということは絶対にありません。それに、積極的なものであれ消極的なものであれ、祝福にはとても威力があります。』

                リスト

                あとがき

                まえがきを含めて、ケン・ブランチャード 『1分間モチベーション』(パンローリング、2013年)より。

                Responsive を「気が利いている」とは、気が利いた訳。