投稿者: koji

  • 段階的主張の手順(PACE)

    まえがき

    「現場で」「下が上に(副操縦士が機長に、看護師が執刀医に、等)」自分の意見を主張する際の手順。

    リスト

    あとがき

    マシュー・サイド 『失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、2016年)に記述がありました。「確認・探求」などの和訳は本書からの引用です。発言例は “Speaking Up” (Life in the Fast Lane Medical Blog)というページからの意訳です。

    このように段階的に主張を強めていくやりかたは、Graded Assertiveness と呼ばれている模様。

    • 殺人捜査の黄金の三カ条(ラーシュ・マッティン・ヨハンソン)

      まえがき

      『「これを忘れたらお終いだからな」』

      リスト

      あとがき

      まえがきを含めて、レイフ・GW・ペーション『許されざる者』(東京創元社、2018年)より。本文にあった主人公の台詞をリスト化しました。

      妙に説得力がある。

      • 易の三義

        まえがき

        『「君子占わず」とは、「君子は占いなどはしてはいけない」という意味ではありません。「君子たらんと志す者は、易経を読んで変易、不易、易簡という三つのエッセンスを知れば、占わなくても出処進退がわかる」という意味です。』

        リスト

        あとがき

        まえがきは、竹村 亞希子『人生に生かす易経』(致知出版社、2007年)からの引用です。リストも、本文を要約して作成しました。少々要約しすぎかもしれませんが。

        • タイトル人生に生かす易経
        • 著者: 竹村 亞希子
        • 出版社: 致知出版社
        • 出版日: 2007-11-01
        • 「ほめ方」五つの鉄則

          まえがき

          『二〇〇二年に、心理学者のジェニファー・ヘンダーロングらは、称賛の効果についての多数の研究をレビューし、よい成果に対するフィードバックにプラスの効果を持たせるための五つのルールを定義しました。』

          リスト

          あとがき

          まえがきを含めて、まえがきを含めて、ハイディ・グラント・ハルバーソン 『やってのける~意志力を使わずに自分を動かす~』(大和書房、2013年)からの引用です。リスト項目は見出しから、カッコ内の英語は引用元と思われる論文(参考文献1)から引用しました。

          論文では12435の順で紹介されています。

          基本的には米国人を対象にした研究のレビューであって、必ずしも他の文化に広げられるものではない、とも書かれています。

          この本からの他のリスト

          参考文献

          (1) Henderlong, Jennifer, and Mark R. Lepper. “The effects of praise on children’s intrinsic motivation: A review and synthesis.” Psychological bulletin 128.5 (2002): 774.

        • 依存症患者が注意すべき、自制心が低下しやすくなる状況(HALT)

          まえがき

          『リハビリ中の依存症患者は、アルコールや薬物に手を出してしまう危険な状況を忘れないようにするために、「HALT」という略語を用います。(略)これらの状況ではもっとも自制心が低下しやすくなるため、なんらかの手段を講じることが大切です。』

          リスト

          あとがき

          まえがきを含めて、ハイディ・グラント・ハルバーソン 『やってのける~意志力を使わずに自分を動かす~』(大和書房、2013年)からの引用です。

          「怒り」は訳書では “Anger” でしたが、原著に合わせて “Angry” にしました。韻の具合からしても、検索してみても、Angry がふさわしいようなので。

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        • レインメーカー(優れたセールスパーソン)の心得

          まえがき

          『アメリカ先住民のあいだには、雨を呼ぶ力をもつとして信奉されてきた呪術師たちがいます。人びとは彼らをレインメーカーと呼んできました。(略)現代社会のレインメーカー(略)は、自分の属する組織(営利・非営利を問わず)に一定の収益をもたらす人たちのことです。』

          リスト

          あとがき

          まえがきは、ジェフリー・J・フォックス『めざせ!レインメーカー』(万来舎、2001年)より。リストは原著から訳し直しました。このリストは本書の最初に CREDO として掲げられています。

          • タイトルめざせ!レインメーカー
          • 著者: ジェフリー・J・フォックス(著)、金井 寿宏(著)、馬場先 澄子(翻訳)
          • 出版社: 万来舎
          • 出版日: 2001-07-06
          • 過度の共同性 (unmitigated communion) 尺度

            まえがき

            『心理学者のヴィッキー・ヘルゲソンとハイディ・フリッツは「過度の共同性」(「他者に過剰に配慮し、自分のニーズより他者のニーズを優先する」こととして定義される先天的な性質)を測定するために、九項目から成る単純な尺度を考案している。』

            リスト

            あとがき

            リストは参考文献(1)より。付録Gの “Revised Unmitigated Communion Scale” を訳しました。(R)が付されているのはリバース尺度。

            まえがきは、ポール・ブルーム『反共感論―社会はいかに判断を誤るか』(白揚社、2018年)から、本文を編集・引用しています。この本でリストの存在を知りました。本書の参考文献は閲覧できなかったので、その成果を紹介している論文を探して尺度を見つけました。

            本書には3項目だけ尺度(の訳文)が紹介されており、訳出にあたってはその文章も参考にしています。

            この本からの他のリスト

            参考文献

            (1) Brown, Ashley Ariana. Getting What You Want vs. Playing Nice With Others: Agency, Communion, and the Narcissistic Subtypes. Diss. The Ohio State University, 2015.

          • 政治的志向を知る5つの質問(欧米)

            まえがき

            『たとえば、ある研究では次の五つの項目が尋ねられている。(略)読者が欧米人なら、これらの項目に対するどのような立場が、リベラルと保守主義のいずれに対応するのか、間違いなくわかるだろう。』

            リスト

            あとがき

            まえがきを含めて、ポール・ブルーム『反共感論―社会はいかに判断を誤るか』(白揚社、2018年)より。参考文献(1)からの引用だそうです。

            『さらに言えば、これらの項目は連動する。つまり、ある一つの項目を承認する人は残りの項目も承認し、ある一つの項目に反対する人は、残りの項目にも反対するはずだ。』

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            参考文献

            (1) “Do mass political opinions cohere? And do psychologists “generalize without evidence” more often than political scientists?” (cultural cognition project)

          • 将棋の局面を理解するための駒の価値

            まえがき

            『「玉、飛」、「角、銀」、「金、桂、香」の順に駒の配置を認識すると、局面の状況や将来展開を理解するのに効率が良い。』

            リスト

            あとがき

            中谷 裕教他『「次の一手」はどう決まるか: 棋士の直観と脳科学』(勁草書房、2018年)より。プロ棋士が駒配置を記憶するときに重視した駒から、駒の価値を探り出した実験がありました。

            飛は、局面理解という観点からは玉と同等の価値があるそうです。また、その中で戦法を決定するのは角と銀で、駒単独での価値が高いはずの金は第3グループだったとのこと。

            • 感情の爆発に歯止めをかけるSTOP法

              まえがき

              感情の爆発や強いストレスなど、平静を失いそうになったときに思い出すリスト。

              リスト

              あとがき

              ポール・ハマーネス『ハーバードメディカルスクール式 人生を変える集中力』(文響社、2017年)より。本文を編集してリスト化しました。

              感情的知性のトレーニングに用いられるとありましたが、あまり用例は見つからず。

              個人的には「動揺を切り抜けるための”SOS”」のほうが好きですが、よくできた頭字語なので収集。

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