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主張を健全に疑うために考慮すべき点

『ある主張に遭遇したとき、分析的に対処するにはどのような手順を踏めばいいのだろうか?(略)もっとも重要な点をリストとしてまとめたので、これだけでじゅうぶんとは言えないが、参考にしていただきたい。』

まえがき

『ある主張に遭遇したとき、分析的に対処するにはどのような手順を踏めばいいのだろうか?(略)もっとも重要な点をリストとしてまとめたので、これだけでじゅうぶんとは言えないが、参考にしていただきたい。』

リスト

  • 論拠: 前提は主張されている結論につながっているか? 論旨に歪みがないか? 前提は合理的で検証に耐えられるか?
  • レトリック: どのような形で論証が行われているか? 権威の引用のみの論証、複雑さを無視した単一の原因への帰属、二項対立的な主張への強引な落とし込みはないか?
  • 人的要因: 何らかのバイアスが論証に含まれていないか? エビデンスが主観あるいは伝聞にもとづいていないか?
  • 情報源: 情報の出どころはどこか? 信頼に値し、検証が可能か? 対立する見解があるというだけで双方の立場が対等だと想定していないか?
  • 定量化: その主張は定量化できるか? 相対リスクと絶対リスクの違いを念頭に置いているか? 相関関係は因果関係ではないことを忘れていないか?
  • 科学: 主張は検証可能か? 改ざん可能でないか? データは恣意的に選ばれた異常値ではないか? データは結論を裏付けるに値するほど強力か?

あとがき

まえがきを含めて、デヴィッド・ロバート・グライムス 『まどわされない思考 非論理的な社会を批判的思考で生き抜くために The Irrational Ape』(KADOKAWA、2020年)より。リストは本文を要約・編集して作成しました。

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