批判的思考態度の4因子

まえがき

『本研究では、まず批判的思考に必要と言われる態度に焦点を当て、その構造を明らかにする』

リスト

  • 論理的思考への自覚(例:複雑な問題について順序立てて考えることが得意だ)
  • 探究心(例:いろいろな考え方の人と接して多くのことを学びたい)
  • 客観性(例:いつも偏りのない判断をしようとする)
  • 証拠の重視(例:結論をくだす場合には、確たる証拠の有無にこだわる)

あとがき

まえがきを含めて、参考文献(1)より。批判的思考(クリティカル・シンキング)に必要な要素を、能力でなく態度から分析した研究。「論理的思考への自覚」などラベルだけが抽出されていて定義がなかったので、各因子を代表する例として論文中で紹介されていた尺度項目をカッコに入れて添えました。

「探究心」という因子が抽出されたのが面白く、また納得のいくところですね。信念バイアス(自分の信念に合致する結論を支持するバイアス)を克服するためには『「探究心」という態度が重要な鍵となると考えられる』とのこと。

(参考文献)
(1) 平山るみ, and 楠見孝. “批判的思考態度が結論導出プロセスに及ぼす影響.” The Japanese Journal of Educational Psychology 52.2 (2004): 186-198.

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