仕事を動かすストーリーを作るための10のヒント


まえがき

「商品に徹底的なインタビューしてみても、これといったストーリーが発見できない場合もあると思います。そんなときのために、次にストーリーを作るためのヒントを提示しておきます。これらを参考にその商品ならではのストーリーを組み立てていきましょう。」

リスト

  1. 正直になる・誠実である(スターバックスではバリスタが実際につくった商品写真を使う)
  2. オープンである(製造工程をガラス張りにして見せる実演コーナー)
  3. お客さんがストーリーに参加できる余地を残す(チキンラーメンの「たまごポケット」はお客さんが参加してみたかったから売れた)
  4. 約束以上のことをする(5分だけ余計に時間を使って付加サービスを提供する自転車修理屋)
  5. 既存市場を敵にまわす(ソフトバンクのADSL)
  6. 商品そのものを売らない(花を売らず、花のある生活シーンを売る花屋)
  7. 精神的な満足を売る(使うたびに寄付が発生するクレジットカード)
  8. 希少性をつくる(眉毛のあるコアラのマーチ)
  9. 自分がほしい商品を売る(スティーブ・ジョブズは市場調査をしなかった)
  10. ぶっちゃける(事例なし。競合商品と大して違いません、とぶっちゃけてみる)

あとがき

まえがきを含めて『仕事はストーリーで動かそう』より。「ストーリーが発見できないときの10のヒント」という節の見出しを引用しています。見出しだけでは抽象的でしたので、本文で紹介されている事例をカッコ書きで添えました。

項目にはダブリ感があります。しかし似た内容であっても、言い回しを変えることで読み手がアイディアを出せるならば、ヒント集としては目的を達成したことになります。こういうリストでは、ダブリを怖れずに挙げてみるのが大事だなという気づきがありました。

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