「やさしい日本語」に言い換えるためのルール


まえがき

『国籍も言葉も異なる多くの外国人被災者に、[迅速に][正確に]そして[簡潔に]災害情報を伝えるためには、だれもが理解できる「やさしい日本語」による情報提供がどうしても必要なのです。』

リスト

  1. 重要度が高い情報だけに絞り込む。
  2. あいまいな表現は避ける。
  3. 難解な語彙を言い換える。(今朝 → 今日 朝)
  4. 災害語彙には「やさしい日本語」を添える。(余震 → 後で 来る 地震)
  5. 複雑でわかりにくい表現は、文の構造を簡単にする。

あとがき

まえがきを含めて『「やさしい日本語」パンフレット』(PDF)より。弘前大学人文学部社会言語学研究室が運営する「やさしい日本語」というコーナーの中にあります。

ひらがな思考術』を読んで、簡明な日本語表現に取り組んでいる人は……と探していて見つけました。この「やさしい日本語」の目的は、外国人被災者に情報を伝えること。僕の興味とは違いました。でもきちんとした研究で、さすがに分かりやすくまとめられていたので、けっこういろいろ読んでしまいました。
「今朝」〈けさ〉を「今日 朝」〈きょう あさ〉に言い換えるなんて、ナルホド!という感じです。

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