まえがき
『ある人(来週存在する人)が、今日ここで生きている人と同じ人と言えるようにする「形而上の接着剤」は何か?』
リスト
- 魂説: 二元論者の説。同じ魂を持つこと。
- 身体説: 物理主義者の説。同じ身体を持つこと。
- 人格説: 同じ信念や欲望、記憶、目標などを持つこと。
あとがき
まえがきを含めて、シェリー・ケーガン『「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義 日本縮約版』 (文響社、2018年)より。リストは本文を要約して作成しました。これは著者の説で、一般的にこういった枠組みで語られているわけではなさそうです。
魂と人格の違いがややわかりづらかったので自分の理解をメモしておきます。魂は人格を収める非物質的な容器であって、身体とは別に存続し得ます。人格説では、人格が魂に宿ろうが身体に宿ろうが機械の中に宿ろうがOK。
- タイトル: 「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義 日本縮約版
- 著者: シェリー・ケーガン(著)、柴田裕之(翻訳)
- 出版社: 文響社
- 出版日: 2018-10-05