先延ばし方程式


まえがき

『このモデルは、モチベーション理論のこれまでの研究成果を土台に、私たちがものごとを先延ばしするか否かを左右する主だった要素を反映させたものである。』

リスト

  • 期待(課題を成し遂げた場合にご褒美を得られる確実性)
  • × 価値(ご褒美の大きさ)
  • ÷ 遅れ(ご褒美が手に入る時期の遠さ)
  • ÷ 衝動性(時期の遅れに対する忍耐心の弱さ)

あとがき

まえがきを含めて、ピアーズ・スティール『ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか』 (CCCメディアハウス、2012年)より。

リストとして表現するために×÷を行頭に付けてみました。数式っぽく書くと次のようになります。分子が小さいほど、そして分母が大きいほど、課題に取り組むモチベーションが低くなり、先延ばしをしてしまいます。

期待  × 価値
――――――――
衝動性 × 遅れ

分子は「動機づけの2大要因」ですね。これらが低いと課題に取り組む意欲が低くなる、つまり先延ばししがちになります。加えて、期限が先になるほど、本人の衝動性が高いほど、先延ばしが甚だしくなる。

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