まえがき
会議・討議で発言が出ない。参加者の心の中を覗いてみると……
リスト
- 自分の考えに自信がない
「もし発言しても、馬鹿にされるだけだ」 - 討議の問題に関わり合う気がしない
「その問題には全く興味がない」 - 自分の考えをうまく表現できない
「口下手でうまくしゃべれない」 - 討論の歩調についていけない
「色々考えて何か言おうとする前に、話題が移ってしまう」 - 岡目八目(当事者意識がない、傍観者)
「何か発言するよりも、ほかの人たちの意見を聞きたい」 - 迫った個人的問題で気が散る
「明日のことが心配で、今日はとても話す気になれない」 - 個人間の争い
「彼と一騒動起こしそうなので何も言わないほうがいい」 - 支配的すぎるリーダーに対する反抗
「リーダーは私の考えなんか気にしていない。自分の聴衆が欲しいだけだ」 - 攻撃的な仲間に圧倒される
「この席ではあの人の元気な発言に圧倒される」 - 話さないものと思い込まれている
「どうせ私はあまり話さない人間と皆に思い込まれている」 - 優越感
「意味のない議論をしている。なんたる時間の浪費だ」 - 会議の価値に関する不信
「話したからといって、何になるのだ」 - 知強または理解不足
「何を討論しているのかさっぱりわからない」
あとがき
青木仁志『30万人を研修したトップトレーナーの心に響くプレゼン』より。論理的「枠組み感」という観点よりも経験的「あるある感」で楽しみたいリストです。
- タイトル: 30万人を研修したトップトレーナーの心に響くプレゼン
- 著者: 青木仁志(著)
- 出版社: アチーブメント出版
- 出版日: 2013-05-07