プロジェクト管理の原則(フランク・ゲーリー)


まえがき

『これほど多くの人が実現できずにいることを、ゲーリーはいかにして実現しているのだろうか──。(略)筆者らはそれらを煎じ詰めて、読者のプロジェクト管理に役立つであろう4つの教訓を引き出した。』

リスト

  • 責任を果たすには権限を持たねばならない …… 主導権を握り、プロジェクトリーダーを信頼する。信頼が力をもたらし、力がプロジェクトを完成させる
  • 常に「なぜか」を問うべし …… プロジェクトの開始時点で大事な質問をして、その答えに注意深く耳を傾けることで、依頼者が「自分の望みだと思い込んでいること」ではなく、依頼者の本当の望みを見つけ出す
  • シミュレートし、反復し、検証せよ …… 顧客とともに「試せ、学べ、繰り返せ」の金言に従って反復作業を繰り返す
  • ゆっくりと考え、素早く動く ……『相対的に言えば、計画は低コストで実装は高コストなのだ。』

あとがき

まえがきを含めて、ベント・フリウビヤ、ダン・ガードナー 「建築家フランク・ゲーリーのプロジェクトマネジメント」(所収:『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー 2023年 7月号』、ダイヤモンド社)より。リストは本文の見出しの引用です。後半の開設部分は本文からの意訳あるいは部分的な引用です。

フランク・ゲーリーはビルバオ・グッゲンハイム美術館などを手掛けた建築家。こんなふうに仕事を進めたい、と思える内容でした。

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    目的 プロジェクト管理 建築 権限

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