まえがき
『どんな深刻な対立も、他人から見れば取るに足らない対立も、次に挙げる三つの種類に整理すると対応方法を考えやすい。』
リスト
- 【条件の対立】 立場や役割の違いによって起こる目標・条件の対立(交渉し、合意をめざす)
- 【認知の対立】 思考・価値観の違いによって起こる物事の解釈の対立(共有し、理解をめざす)
- 【感情の対立】 条件・認知の対立状態が続いたり、その経験がもとになって発生する心情面の対立(関心を寄せ、共感をめざす)
あとがき
タイトル・まえがきを含めて、日本能率協会マネジメントセンター 『異質な力を引き出す 対立のススメ 身近な事例で学ぶコンフリクト・マネジメント入門』(日本能率協会マネジメントセンター、2015年)より編集のうえ引用。カッコ内は(解決方法、ゴール)についての記述をまとめました。
本書ではまず対立を、よい「タスク・コンフリクト」と悪い「リレーションシップ・コンフリクト」とに分けています。いわゆる論理/感情の対立といえるでしょう。特徴的なのは、前者をさらに条件/認知の対立に分けているところ。
- タイトル: 異質な力を引き出す 対立のススメ 身近な事例で学ぶコンフリクト・マネジメント入門
- 著者: 日本能率協会マネジメントセンター(編集)
- 出版社: 日本能率協会マネジメントセンター
- 出版日: 2015-06-28