まえがき
『仏教で実践されている「五力」について話しましょう。』
リスト
- 【信力】信じる力、ある種のエネルギー。『信力が活性化されると、瞳が輝きはじめ、顔面が輝き、微笑みがこぼれます。』
- 【精進力】勤勉の力。『活発でエネルギッシュになり、自信とヨロコビが生まれます。』
- 【念力】マインドフルネス。『毎日の生活の一瞬一瞬を深く生きるために「いま・ここにある能力」といってもよいでしょう。』
- 【定力】集中のエネルギー。『集中のある生活をすると、そこにあるものに深く触れ、そこにあるものの深さ(深奥)を理解しはじめます。』
- 【慧力】洞察。『人を深く見つめるとその人は実在となり、マインドフルネスや集中の対象となって、もはや観念でも概念でもなくなります。』
あとがき
まえがきを含めて、ティク・ナット・ハン 『イエスとブッダ: いのちに帰る』(春秋社、2016年)より。本文からリストを構成しました。『』部分を含めて、できるだけ本文からのママ引用にしています。
- タイトル: イエスとブッダ: いのちに帰る
- 著者: ティク・ナット・ハン(著)、池田 久代(翻訳)
- 出版社: 春秋社
- 出版日: 2016-11-22
参考文献
五根 (Wikipedia)