四無量心(慈悲喜捨)


まえがき

「慈しみ、あわれみ、共感する喜び、無執着は美しく深い心の現れです。これを四無量心と呼ぶのです。」

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あとがき

まえがきを含めて『小説ブッダ―いにしえの道、白い雲』より。ひとつながりの文章を文ごとに区切ってリスト化しました。

慈悲喜捨=四無量心(しむりょうしん)というのは、定義はWikipediaを含めてさまざまな本にあります。特に「捨」の解釈はいろいろあるみたいです。そんな中、この文章がとりわけ分かりやすく感じたのでメモ。こうやって読んでみると、MECE度の高い人間関係の心得でもありますね。

ここはブッダがラーフラという、実の息子でもある若い僧に教えを説くくだりです。このあと、因果の法則は人間関係にも及ぶのだという意味合いを込めてでしょう、このようなことばが続きます。
「かれあるがゆえにこれあり。これあるがゆえにかれあり。自分と他人はわけることができません。あれを追っているからといって、これを拒んではならないのです。」

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