離脱・発言・忠誠(企業・組織・国家における衰退への反応)


まえがき

『ハーシュマンが取り組むのは、企業・組織の「とりかえしのつく過失」からの回復メカニズムである。』

リスト

あとがき

まえがきを含めて、参考文献(1)より。知人に Hirschman の Exit、Voice、Loyalty を知っているかと聞かれて知らなかったので情報収集しました。ハーシュマンの著作が手元に届いていないので、書評(1)の本文を一部編集してリストを作成しました。

リストとしてはユニークで、この3項目は対等ではありません。離脱の原理は経済、発言の原理は政治。忠誠は両者の架橋剤。忠誠者が、忠誠心ゆえに離脱も辞さない覚悟で発言をすることで、組織が衰退から回復へと向かうメカニズムがはたらく可能性が高まる……というのが、大ざっぱな理解。

タイトル離脱・発言・忠誠:企業・組織・国家における衰退への反応 (MINERVA人文・社会科学叢書 99)

著者: A.O. ハーシュマン(著)、Hirschman,Albert O.(原著)、修一, 矢野(翻訳)

出版社: ミネルヴァ書房

出版日: 2005-06-20

参考文献

(1) 奥田太郎. “書評 AO ハーシュマン著/矢野修一訳 『離脱・発言・忠誠–企業・組織・国家における衰退への反応』.” 高崎経済大学論集 49.1 (2006): 79-84.

タグ

組織 衰退 回復

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