タグ: タグ: 心理的安全性

  • チームの5つの機能不全

    まえがき

    『組織がチームワークの実現に失敗するのは、自然だが危険な5つの落とし穴に気づかぬうちに陥ってしまうせいである。』

    リスト

    あとがき

    まえがきを含めて、パトリック・レンシオーニ『あなたのチームは、機能してますか?』 (翔泳社、2003年)より。リストは本文を要約・引用して作成しました。

    本書の中では1.を最下層とする5段のピラミッドの図で表現されています。

    心理的安全性という概念が流行するはるか以前に書かれた本です。しかし「メンバーが互いに自分のまちがいや弱みを隠そうとする」、すなわち心理的安全性が保たれないとチームがどうなるかをわかりやすく教えてくれます。

    • 心理的安全性を確立するためのリーダーのツールキット

      まえがき

      『リーダーは土台を作り、参加を求め、生産的に対応することによって、組織に心理的安全性を築き上げる。』

      リスト

      あとがき

      まえがきを含めて、エイミー・C・エドモンドソン『恐れのない組織――「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす』 (英治出版、2021年)より。リストは本文中の表の見出しを用いて作成しました。

      英語部分は原著からの引用です。「生産的に対応する」が少々しっくりこなかったので調べてみました。productivelyなのでたしかに生産的が適当そう。しかし、第一項目の「土台」に呼応させて「建設的」と意訳すれば、建築のメタファーが効いてより覚えやすくなりそうに思います。

        エイミー・エドモンドソン: 他人同士の集まりをチームに変える方法 | TED Talk
      • 職場で直面する4つのイメージリスク

        まえがき

        『職場で直面する4つのイメージリスクは次の通りだ。これらの不安によって、積極的に意見を言うかどうかが強力に左右される。』

        リスト

        あとがき

        まえがきを含めて、エイミー・C・エドモンドソン 『チームが機能するとはどういうことか――「学習力」と「実行力」を高める実践アプローチ』(英治出版、2014年)より。

        経験的にはよくわかるリストです。思い出しやすくするために3つに丸めると「無知・無能と思われる」「否定的だと思われる」「面倒だと思われる」かな。

        この本からの他のリスト

      • 日本版「チームの心理的安全性」の4因子

        まえがき

        『(略)研究とビジネスの現場の計測から見えてきたのは「日本の組織では(略)4つの因子があるとき、心理的安全性が感じられる」ということです。』

        リスト

        あとがき

        まえがきを含めて、石井 遼介『心理的安全性のつくりかた』 (日本能率協会マネジメントセンター、2020年)より。

        『開発は updated COSMIN を参照しながら設問を作成し、エドモンドソン版と比較して信頼性の高いものだけを選んだ上で、検証によって妥当性を確認しています。』とのこと。COSMIN とはサーベイづくりの科学的手法、エドモンドソン版(参考文献1)とは心理的安全性研究の第一人者であるエドモンドソン教授の開発したサーベイ。

          参考文献

          (1) Edmondson, Amy. “Psychological safety and learning behavior in work teams.” Administrative science quarterly 44.2 (1999): 350-383.

        • 対立が激化しやすい議題の条件

          まえがき

          『対立は、(略)三つの条件がそろえば概して激化する。』

          リスト

          あとがき

          まえがきを含めて、エイミー・C・エドモンドソン 『チームが機能するとはどういうことか――「学習力」と「実行力」を高める実践アプローチ』(英治出版、2014年)より。リストは本書および参考文献(1)からの翻訳・引用です。

          期待が大きいのに、根拠が不確実な議論は、対立を招きやすい。第3項目と第1項目だけでいい気もします。

          この本からの他のリスト

          (1) Edmondson, Amy C., and Diana McLain Smith. “Too hot to handle? How to manage relationship conflict.” California management review 49.1 (2006): 6-31.