「工学システム」の4つの要素

まえがき

『北野は、頑健性と安定性を強化する「工学システム」の四つの要素を特定している。さらに、それらが、生物的システムにも内在する可能性があると考察している。』

リスト

  1. 【システム制御】 フィードフォワード(A→B→C)およびフィードバック(A→B→A)・メカニズムが組み込まれている
  2. 【冗長性】 望みの結果へ行き着くためのプロセスを二重化している(例:目などの器官が2つある)
  3. 【構造上の安定性】 環境が変化しても、(冗長性を活かして)複数のプロセスを使って目的を果たそうとする
  4. 【モジュール設計】 分離可能なサブシステムから構成されている

あとがき

まえがきを含めて、ピーター・ラビンズ 『物事のなぜ――原因を探る道に正解はあるか』(英治出版、2018年)より。まえがきの「北野」とは北野宏明氏。引用元(参考文献1)は未邦訳だそうですが、内容が重なっている可能性がある和書として『システムバイオロジー―生命をシステムとして理解する』が挙げられていました。


(書影)
  • タイトル:物事のなぜ
  • 著者:ピーター ラビンズ
  • 出版社:
  • 出版日:2017-12-25

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(書影)



(参考文献)
(1) Kitano, Hiroaki, ed. Foundations of systems biology. Vol. 85. Cambridge, MA: MIT press, 2001.

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