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疑似科学を見分けるためのチェックリスト

『科学と非科学を見分けるのは簡単ではないが、科学と称する何かに遭遇したときに確認すべき点がいくつかある。以下、その代表的なものを紹介する。』

まえがき

『科学と非科学を見分けるのは簡単ではないが、科学と称する何かに遭遇したときに確認すべき点がいくつかある。以下、その代表的なものを紹介する。』

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  • エビデンスの質: 裏付けとなるデータと明確な方法論がなく、逸話や他人の証言が根拠の大部分を占める場合は、その主張は疑わしいとみなすべきである。
  • 権威: 疑似科学の主張はエビデンスよりも専門家の社会的な権威に焦点を当てることが多い。
  • ロジック: ノン・セクイトゥール(論証の誤謬)が見つかる場合は、結論は疑わしい。複雑な状況に対してたった一つの原因や解決策を提示しているような極端に単純な主張にも用心したほうがいい。
  • 検証可能な主張: 反証する方法がない場合は科学的ではない。第三者による調査で検証できないものは疑似科学である可能性が高い。
  • 網羅的なエビデンス: 仮説は、都合のいいエビデンスだけをチェリーピッキング(恣意的に選別)するのではなく、エビデンスのすべてを考慮しなければならない。
  • オッカムの剃刀: 主張が数多くの補足的な主張に依存していて、データをよりよく説明できる仮説がほかにもあるのなら、補足的な主張を正当化するには強力な証拠がなければならない。
  • 立証責任: 主張をした者にそれを立証する責任がある。他人に反証する義務はない。立証責任を人に預けようとする態度は、悪徳科学の危険な兆候だと言える。

あとがき

まえがきを含めて、デヴィッド・ロバート・グライムス 『まどわされない思考 非論理的な社会を批判的思考で生き抜くために The Irrational Ape』(KADOKAWA、2020年)より。リストは本文を要約・編集して作成しました。

証拠が多い(+前提が少ない)か。ロジックは明快か。主張者は立証責任を負おうとしているか。

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