まえがき
不合理に思える主張については、この3つを確認すること。
リスト
- 【目的】相手には固有の利害や制約があり、自分と異なる目的を持っている
- 【事実】相手と自分には、知っている(と思っている)事実に食い違いがある
- 【前提】相手がその事実を解釈する前提(価値観、善悪)が、自分とは異なる
あとがき
「不合理・不規則・不可解な言葉に向き合う」 – 起-動線 より。
美しい箇条書き
不合理に思える主張については、この3つを確認すること。
「不合理・不規則・不可解な言葉に向き合う」 – 起-動線 より。
種田山頭火の『其中日記』(十)より。
種田 山頭火『其中日記(十)』(青空文庫)より。「修道者の三誓願(カトリック)」に関する文献を探していたとき、誓願つながりで見つけました。この三か条のすぐ前に「自戒三則」、すぐ後に「欣求三条」が並べられています。
自己に佞(おもね)らないという誓願にはハッとさせられました。後悔もすぐに自己憐憫につながるので、やはり自分への厳しさを感じます。それら緊張感のある誓願と、第1項目に挙がっている「無理をしない」という力の抜けた誓いとのバランスが面白い。
『修道会に入ると、だれしも一定の期間は見習いとして過ごし、その後に誓願を立てることによって、一人前の修道者となります。誓願の主な内容はどの修道会にも共通していて、「貞潔」「清貧」「従順」の三つです。』
まえがき、およびリスト項目の文章は、主に「カトリックに関する Q&Aコーナー Q66」(上智大学 公式サイト)からの引用です。そのほか、”Religious vows“(Wikipedia)と「キリスト教の基礎知識 第二十一回 修道会」(パリ日本人カトリックセンター)から一部を引用しています。
デヴィッド・スノウドン『100歳の美しい脳―アルツハイマー病解明に手をさしのべた修道女たち』を読んでいて、この三つ組を拾いました。体と心と○○という三つ組は多いのですが、所有物が来るのはちょっと珍しいかもしれません。
『高齢に至ると思考が内面化し、社会関係から自由になり、自己概念が変容してそれまでの自己を超越するようになる人々がいる(略)。エリクソンの第9段階の危機を乗り越えた人々の得る「徳」も、トーンスタムの提唱するこの老年的超越だと言います。』
まえがきは、佐藤 眞一ほか『老いのこころ — 加齢と成熟の発達心理学』からの引用です。リスト項目は文献(1)からの要約・引用です(一部意訳があるかもしれません)。日本語に訳すにあたって文献(2)を参考にしました。
(1) Tornstam, L. (2011). Maturing into gerotranscendence, Journal of Transpersonal Psychology, 43(2),166-180.
(2) 中嶌, 康之; 小田, 利勝 (2001). サクセスフル・エイジングのもう一つの観点-ジェロトランセンデンス理論の考察-, 神戸大学発達科学部研究紀要, 8(2), 255-269.
『(性格の)深層部には、あらゆる性格の根本とも言える3つの価値観、信念があるのです。アドラーはそれをライフスタイルと呼びました。』
まえがきを含めて、小倉 広『アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』より。
わかりやすくていいですね。でも(自己-世界)×(現状理解-理想)で枠組みを作るなら、世界理想(仮)(世の中の人々は~であらねばならない)という信念もないと漏れが生じるし、実際に義憤のような反応は上の3つの組み合わせからというよりは、世界像と世界理想のギャップから生じるような気がします。
と思って調べてみたら、上記の3つに加えて「倫理的な姿勢」(an ethical stance)を加えている記事もありました(”Style of life“, Wikipedia)。これはまさに「世の中は~であるべき」という信念です。
『(定量分析の)6ステップは、応用範囲が広く、さまざまなタイプのビジネス課題を解決したり、分析を行う際に有効だろう。』
まえがきを含めて、トーマス・H・ダベンポート他『真実を見抜く分析力 ビジネスエリートは知っているデータ活用の基礎知識』より。リスト項目は、第6章の「6ステップで分析力の向上も」という箇所からの編集・引用です。
これら6ステップは、次に示す3段階の細目です。
第1段階 問題のフレーミング(ステップ1~2)
第2段階 問題の解決(ステップ3~5)
第3段階 結果の説明と実行(ステップ6)
『ローゼンたちは、勃起障害を診断するための重要な変数を次のようなものとした。(略)この簡単にできる勃起障害の自己診断ツールは、IIEF-5(略)と呼ばれ、主観的なトピックに関するデータをどうやって集めたらいいかの良い事例となっている』
まえがきを含めて、トーマス・H・ダベンポート他『真実を見抜く分析力 ビジネスエリートは知っているデータ活用の基礎知識』より。『かなり主観的な変数でさえ、体系立った方法で測定し、集められる』例として紹介されていたのがこの例でした。
自己診断は、各項目を問う文章を作り、5段階のリッカート尺度で評価します。各項目の評価を足し合わせると5から25のスコアが出ますので、それを重症から障害なしまでの5段階に分けます。
実物は、たとえば以下で。
・ED診療ガイドライン(日本性機能学会)
・EDのセルフチェック(IIEF)(ファイザー)
なるほどー。なんというか、プロセスと結果、客観的に見積もれそうな機能的な値とごく主観的な心情的な値、そんな要素がうまくミックスされているような気がします。
『投資家は三つのEを持っている必要がある。』
まえがきを含めて『改訂版 金持ち父さんの投資ガイド 入門編: 投資力をつける16のレッスン』より。
経験と教育となんとかで3Eというのは使えるな、と思ったので収集。
『Baltesは、知恵とは“重大かつ人生の根本に影響を与えるような実践場面における熟達した知識”であると定義した。また「知恵がある(と感じられる)」反応には以下に示す5つの知恵に関わる知識が必要であることを仮定した。』
まえがきを含めて、髙山 緑ほか『知恵の測定法の日本語版に関する信頼性と妥当性の検討』(1)より。まえがきは本文を一部編集のうえ引用しました。リスト項目は、記号を加減して装飾したほかはそのままの引用です。
タイトルのBerlin Wisdom Projectは、まえがきに名前のあるPaul Baltesがマックス・プランク研究所(Human Development)にて実施している知恵の研究プロジェクト。
Baltesらの論文(2)によれば、最初の2項目は基本的な基準、続く3項目はメタ基準となっています。
佐藤 眞一ほか『老いのこころ — 加齢と成熟の発達心理学』に、この5つの定義を見つけました。この本の「引用・参考文献」からたどれる文献に目を通したうえで、わかりやすそうな日本語になっている論文からリストにまとめました。
(1) 高山緑・下仲順子・中里克治・権藤恭之 (2000) 「知恵の測定法の日本語版に関する信頼性と妥当性の検討 ―― Baltesの人生計画課題と人生回顧課題を用いて」 『性格心理学研究』 9, 22-35.
(2) Baltes, P. B. & Staudinger, U. M. (2000) Wisdom: A metaheuristic (pragmatic) to orchestrate mind and virtue toward excellence. American Psychologist, 55, 122-136.
『ほとんどの人はあまりにも完全に洗脳され、臆病になり、社会に順応してしまったために、千載一遇のチャンスが訪れたというのに、まだ柵の中で身を寄せ合って、指示を待っているのである。』
まえがきを含めて、セス・ゴーディン『「型を破る人」の時代: “ズバ抜けた結果”を出せる人は、何をしているか』より。まえがきは「はじめに」から引用しました。太字部分も引用元の通りです。
リスト項目は、本文中に散らばっている小見出しから引用しました。なぜかこれらの小見出しだけが目次から削除されており、ちょっと面倒でした。また第1項目の「(権限)」のみこちらで追加しました。「力」だけでは第4項目との違いがわかりづらいので。