投稿者: koji

  • AB-CDEFG

    まえがき

    『リアリティ・セラピーを教えるときに、クライアントとの良好な関係を築くためのいくつかの指針を以下にまとめてみた。それをAB(Always Be)-CDEFGと呼んでいる。』

    リスト

    あとがき

    まえがきを含めて、ロバート・E. ウォボルディング『セルフ・コントロール―リアリティ・セラピーによるカウンセリング』より。

    内容というよりは、ABをAlways Be(つねに~であれ)とする使い方が珍しいリストなので収集しておきたくなりました。

    この本からの他のリスト

  • 葛藤の三角

    まえがき

    『葛藤を包括的に理解するための基本モデル』とは。

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    あとがき

    まえがきは北山 修『意味としての心 ――「私」の精神分析用語辞典』(「解釈」の項)より。リストは”David Malan“(Wikipedia)からの翻訳です。

    この3要素がどのように葛藤をかたちづくるか。『意味としての心』から引用します。
    『解釈された素材をこの三角形に当てはめて文章化すると、「あなたは……したいのだけど(衝動)、それをすると……になるのが心配なので(不安)、……することになるのですね(防衛)」となり、患者の葛藤を包括的に理解するための基本モデルとなるものです。』

    • 上司が部下に常に与えられる”ARE”

      まえがき

      『これらはいわば、無料で繰りかえし使える燃料のようなものであり、どれだけ使っても枯渇しないうえ、社員にとっては与えられるほどに余裕が生まれ、顧客に対しより良いサービスができるようになる。』

      リスト

      あとがき

      まえがきを含めて、リー・コッカレル『小さなサプライズから始めよう: 人を喜ばせる39のルール』より。リストは本文を編集のうえ引用しました。

      短くて良いですね。Recognitionは承認のほうがしっくりくるかもしれません。感謝・承認・奨励。

      • 交渉者に不可欠の資質(カリエール)

        まえがき

        『カリエールは、交渉者にとって不可欠の資質として、以下の八点を挙げている。』

        リスト

        あとがき

        まえがきを含めて『交渉ハンドブック―理論・実践・教養』より。カリエールとは、17世紀フランスの外交官フランソワ・ド・カリエールのこと。著書『外交談判法』(岩波文庫)からの引用のようですので、こちらにもあたってみようと思います。

        この本からの他のリスト

      • 八勿の訓(渡辺崋山)

        まえがき

        天保の大飢饉の際、田原藩家老の渡辺崋山が、大坂商人との交渉に臨む真木十郎兵衛定前に書き送った8か条。いわば「交渉べからず集」。

        リスト

        あとがき

        『交渉ハンドブック―理論・実践・教養』より。第7項目の「欺かん」は、引用元では「欺ん」でしたが、「か」を追加しました。

        この本からの他のリスト

      • ブロンド(金髪)の分類

        まえがき

        『カナダ人の人類学者の著者グラント・マクラケンは「ブロンドの周期表」なる自説を発表している。それによればブロンドは次の六つに分類される。』

        リスト

        あとがき

        まえがきを含めて、マルコム・グラッドウェル『犬は何を見たのか THE NEW YORKER 傑作選』より。なんとなく貴重なリストのように思えて収集。

        カッコに挙げられたブロンドの中でC・Z・ゲストという人だけ知りませんでした。Wikipediaによると、アメリカでは有名な舞台女優のようです。

        「ブロンドの周期表」という言葉が気になりますね。マクラケンの著作は『ビッグヘア――自己変容への旅』(“Big Hair: A Journey into the Transformation of Self“)とのこと。ただ、邦訳もないしamazon.co.jpでは取り扱っていないようなので、原著にあたるのは断念。”blondness periodic table”で検索してみると、いくつか同書を引用しながら解説している書籍やページが見つかりました。「なるほど、だから周期表か!」という発見はありませんでしたが、土産代わりに6つのブロンドの名前をメモしておきます。

        • bombshell blonde
        • sunny blonde
        • brassy blonde
        • dangerous blonde
        • society blonde
        • cool blonde
        • 世界を理解するための4つの思考ステップ

          まえがき

          『本書で述べた四つの考え方がつながったと実感できたなら、システムとしての世界全体のつながり方がわかったという充実感と幸福感に満たされるはずだ。』

          リスト

          あとがき

          まえがきを含めて、前野 隆司『思考脳力のつくり方 仕事と人生を革新する四つの思考法』より。4つの思考ステップに名前が付いていないので、タイトルはこちらで命名しました。また木と森のたとえの部分は、4つの思考を比較している表の「木と森を見る視点にたとえると?」という列からの引用です。

          受動意識仮説を提唱した著作の上梓から丸10年。著者の世界観がある到達点に達したように感じます。

          • ステージゲート法の5ステージ

            まえがき

            『ステージゲート法とは――技術・製品開発のテーマ・プロジェクトに関し、アイデア創出から市場投入までのプロセスをマネジメントするフレームワーク。』

            リスト

            あとがき

            リストはポール・スローン『図解とパズルでわかる難関突破の発想を身につける 水平思考(ラテラルシンキング)で会社を救え!』より。まえがきはロバート・G・クーパー『ステージゲート法――製造業のためのイノベーション・マネジメント』の商品説明から引用しました。「ステージゲート法」は登録商標とのこと。

            なお、『図解とパズルで……』は『イノベーション・シンキング』を再編集したものだそうです。

                  参考文献

                  Stage-Gate International – The Official Site of Stage-Gate®

                • ブレインストーミングが失敗する理由

                  まえがき

                  『心理学者たちはブレインストーミングが失敗する理由を、通常三つあげている。』

                  リスト

                  あとがき

                  まえがきを含めて、スーザン・ケイン『内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力』より。

                  『長年の研究から従来の集団ブレインストーミングは有効でないとわかっている』とまで書かれています。すこし掘り下げて確認したい。

                  • 人を動かすABC

                    まえがき

                    『人を動かすうえで有益な三つの特質を明らかにする。セールスの取引の金言は、これまで長きにわたりABC――「Always Be Closing(必ずまとめろ契約を)」――だった。』

                    リスト

                    あとがき

                    まえがきを含めて、ダニエル・ピンク『人を動かす、新たな3原則 売らないセールスで、誰もが成功する!』より。本文を編集してリスト化しました。

                    期待に違わず、今回も素晴らしい作品。ですが、この3か条はやや“明確性”に欠け、本書の充実ぶりを伝えられていないかも。