投稿者: koji

  • 「上質と手軽」の選択を見誤らないための五カ条

    まえがき

    「私はこれまで、ビジネスの大失敗の数々を詳しく取材して記事にした。それらの事例に上質と手軽の天秤というコンセプトを当てはめてみると、五つの留意点が浮かび上がってくる。」

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    あとがき

    まえがきを含めて『トレードオフ ー 上質をとるか、手軽をとるか』より。カッコ内を補足として追加しています。

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  • 「上質さ」の定義

    まえがき

    商品やサービスの上質度は、「この三つの足し算によって決まる」。

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    あとがき

    『トレードオフ ー 上質をとるか、手軽をとるか』より。副題どおり、二兎を狙うのではなく一兎に焦点を当てよと説くこの本で、著者は上質さをこのように定義していました。
    もう一方の「手軽さ」は、入手しやすさと安さ(簡便性と経済性)で決まるとのこと。

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  • リラクセーションの原則

    まえがき

    「ある特定の方法によって意識をコントロールし、リラクセーション反応を引き起こすことができます。リラクセーションの医学的意義を明らかにしたハーバード大学の内科医、H•ベンソンがその原則を非常に分かりやすくまとめていますので紹介しましょう。」

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    あとがき

    まえがきを含めて『ストレスに負けない生活』より。
    この原則にしたがって、たとえば呼吸の数を数えるだけでも効果があります。

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  • 八つの健康習慣

    まえがき

    『先駆的な研究として、アメリカの医学者であるL. ブレスローの七つの健康習慣が有名ですが、より日本人の生活実態に即した研究として豊富な実証的データが蓄積されているのは、大阪大学医学部の森本兼曩(かねひさ)たちが提唱している「八つの健康習慣」です。』

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    あとがき

    まえがきを含めて『ストレスに負けない生活』より。「これらの項目で当てはまる数が、四つ以下が不良、五〜六が中庸、七〜八が良好とされています」とのことでした。
    まえがきの「アメリカの医学者であるL. ブレスローの七つの健康習慣」は、厚生白書から引用したことがありました。比べてみると、本リストのほうがやや定量的です。

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  • 参入障壁の8要素

    まえがき

    企業がある市場に参入する際、障壁となり得る要素は何か。ポーターのファイブ・フォース分析から。

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    あとがき

    『経営学のバイブル マイケル・E.ポーター『競争の戦略』が3日でわかる』より。単語だけでは分かりづらいので、新規参入業者にとって「障壁が高い」と感じる文となるように付け足しました(カッコの部分)。また8番目の項目は「障壁」とは定義されていないものの、参入にあたって考慮すべき点として挙げられているそうなので、リストに含めました。

    • 十種類の怒り(仏教)

      まえがき

      『十種類の怒りは、基本的な怒り一種類と、その心のエネルギーが暴走して姿を変えた九種類に分かれます。』

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      あとがき

      まえがきを含めて『怒らないこと 2』より。10番目の「異常な怒り」は、原文では2番目と同じ「激怒」です。これでは覚えづらいので、解説文中の言葉に置き換えました。またコロン(“:”)より後は、解説文からの要約です。意訳が入っているかもしれません。語尾を揃えきれなかったのがちょっと心残りですが、まあいいか。

      初期仏教の瞑想では自分の感情を細かく観察するそうです。感情の語彙を育てることはEmotional Intelligenceを高めるためにもよいことですので、メモしておこうと思いました。

      • 職場の絆(エンゲージメント)を強く固くする12の要素

        まえがき

        『米国の世論調査会社ギャラップは、何千件ものインタビューを通じ、社員とのエンゲージメントの要素を以下の12項目に特定出来たとしています。』

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        あとがき

        まえがきを含めて『元気な社員がいる会社のつくり方 「日本でいちばん大切にしたい会社」から学ぶ理念経営』より。引用元が明記されていませんでしたが、ギャラップ社は、その名も”12: The Elements of Great Managing”という書籍を2006年に出していました。

        『元気な……』の方では、一項目ずつ丁寧な解説がされています。またギャラップ社の書籍紹介ページからも、かなり詳細な情報がつかめます。

        職場環境を振り返るときのチェックリストに良いのでは。

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        • 「日本でいちばん大切にしたい会社」の10の特色

          まえがき

          『ここまで「価値ある企業の実態に関するアンケート」の集計結果を検討してきた結果、経常利益10%以上の好業績企業では以下の特色が見られるといえます。』

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          あとがき

          まえがきを含めて『元気な社員がいる会社のつくり方 「日本でいちばん大切にしたい会社」から学ぶ理念経営』より。

          タイトルが(意図的に)ミスリーディングなので解説を。この10の特色は、法政大学大学院政策創造研究科坂本光司研究室による「価値ある企業の指標の策定に関する共同研究会」の調査結果をまとめたものです。ですから『「価値ある企業」の10の特色』とするのが妥当です。しかし、なにをもって「価値ある企業」なのかといえば、それはいまやベストセラーとなった『日本でいちばん大切にしたい会社』に採り上げられるような企業なわけです。

          ですので、より分かりやすいと思われるタイトルを付けてみました。

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        • 不正のトライアングル

          まえがき

          不正のトライアングルとは、どの不正にも必ず存在している三つの要因を指します。

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          あとがき

          “Fraud deterrence”(Wikipedia)の”Fraud Triangle“を訳しました。多少表現を編集したり例を追加しており、逐語訳ではありません。

          不正抑止にはこの3要因のどれかをなくすことが必要という、この説を唱えたのはDonald Cressey(Wikipedia)とのこと。
          「トライアングル」という命名がいいですね。

        • 科学的管理の3S

          まえがき

          科学的管理法の父、フレデリック・テイラーの管理手法の核となっている考え方。

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          あとがき

          宮川 公男『意思決定論―基礎とアプローチ』 (中央経済社、2010年)より。「3つのS」と呼ばれているそうです。

          生産性を高めるベーシックなアプローチです。1人でやる仕事にこの考え方を適用すれば、山ほどライフハックがひねり出せそう。

          ※本書では「フレデリック・テーラー」と表記