投稿者: koji

  • 良い経営者の10の資質(LEADERSHIP)

    まえがき

    「経営者の善し悪しはリーダーシツプで決まる。そして、良い経営者は”LEADERSHIP”で表される10の資質を持っていなければならない。」

    リスト

    あとがき

    まえがきを含めて『史上最強の投資家 バフェットの大不況を乗り越える知恵』より。長いアクロニムは往々にしてこじつけが目立ちますが、これはいいセンを行っているのでは。

    これは、バークシャー・ハサウェイ傘下の企業の創業者が、上司としてのウォーレン・バフェットを評するときに使った言葉。ウォーレン・バフェットはこのすべてを備えているというのです。

    • あるイデオロギーが宗教かどうかを判断する3条件(ABC)

      まえがき

      ダン・ブラウンの『ロスト・シンボル』で見つけました。「あるイデオロギーを宗教だと判断するのに必要な三条件は?」

      リスト

      あとがき

      引用元の文章はこんな感じです。主人公のラングレン教授と、フリーメイソンが宗教ではないかという学生との会話です。

      「リトマス試験をしよう。ウィザースプーン教授の比較宗教学を受講している者は?」いくつかの手が挙がる。
      「よろしい。では、あるイデオロギーを宗教だと判断するのに必要な三条件は?」
      「ABCです」別の女学生が答える。「保証(アシュアランス)、信仰(ビリーブ)、回心(コンバート)」
      「正解だ。宗教は救済を保証し、特定の神学を信仰し、信心のない者を回心させる」

      しかし、このABCの引用元が分からない。ブラウン氏の創作なのかしら。

      • タイトルロスト・シンボル 上
      • 著者: ダン・ブラウン(著)、越前 敏弥(翻訳)
      • 出版社: 角川書店
      • 出版日: 2010-03-03
      • 8つの読解ストラテジー

        まえがき

        『「読解ストラテジー」という言葉がよく使われるようになっています。読解ストラテジーは、TPOに合わせた読み方の戦略のことです。読書にも効果的な戦略が必要とされているのです。』

        リスト

        あとがき

        まえがきを含めて『「読む」技術 速読・精読・味読の力をつける』より。本の中の図をリストに落としました。目次もこのような構成になっています。

        ちなみに速読・味読・精読とは、目次から引用すると
        【速読】速く効率的に読む技術
        【味読】文章世界に自然に入りこむ技術
        【精読】深く多面的に読む技術
        となっています。つまりリストの各項目は
        【技術】「ストラテジー」 ― 「力」
        という構造なのですが、どうも三者間の関係がすっきりのみこめていません。

          参考文献

          ミニ書評 – 「読む」技術 速読・精読・味読の力をつける – 起-動線

        • フロネティック・リーダーの六つの能力

          まえがき

          「フロネティック・リーダーは全体の善のために高質で倫理観にあふれる意思決定を下し、知識創造を通じてイノベーションを実現する。彼らには六つの能力が求められる。」

          リスト

          あとがき

          まえがきを含めて『MBB:「思い」のマネジメント ―知識創造経営の実践フレームワーク』より。ダッシュ(―)の右側も基本的に本文からの引用です。第5項目は日本語として少々おかしなところがあります(「あらゆる手段や資源を」に対応する述語が見つからない)が、ママ引用しています。

          修飾語に、まさに「思い」がこもっているなあという感じです。たとえば第3項目は「現実の背後にある本質を見抜く洞察力」としても大意は同じですが、リストのように書かれると著者がイメージしている「現実」が伝わってきます。

          この本からの他のリスト

        • ホンダの三現主義

          まえがき

          「ホンダの有名なホンダウェイ――三現主義とは、まさに現実をアクチュアルに捉えようとする考えと行動である。自分の直感、身体的経験に基づいた知識こそが、未来を創るイノベーションの源泉なのである。」

          リスト

          あとがき

          まえがきを含めて『MBB:「思い」のマネジメント ―知識創造経営の実践フレームワーク』より。

          どちらかというと問題分析の心得のように理解していました。しかしまえがきに引用したように、三つの「現」から得られる直感がイノベーションの源泉となるという記述を読んで、たしかにそうだなと得心。

          この本からの他のリスト

        • 自発性(内発的動機づけ)のみなもと

          まえがき

          『内発的動機づけとは「自ら学ぶ・やる意欲」である。外から圧力をかけられることなく、自らの偽りのない気持ちにもとづいて学んだり仕事をしようとする意欲といってよい。』

          リスト

          あとがき

          まえがきを含めて『人を伸ばす力―内発と自律のすすめ』より。まえがきと各リスト項目のタイトルは、訳者あとがきから引用しました。カッコ内の英語は”Self-determination theory“(Wikipedia) などからまとめ、ダッシュ(―)の右側の解説は本文を参考に付けています。

          リストだけ読むと、やや抽象的に感じられるかもしれません。他にもいろいろありそうに思えます。しかし本書を読むと、この三要素は注意深い考察と実験によって抽出されており、なるほどと説得されてしまいます。

          • 会議品質チェックシート

            まえがき

            『会議の生産性を高めるために、私が以前から使用している「会議品質チェックシート」というものがある。以下、一〇の評価項目についてポイントを述べよう。』

            リスト

            あとがき

            まえがきを含めて『経営の教科書―社長が押さえておくべき30の基礎科目』より。リスト項目は、本文の見出しではなく「会議品質チェックシート」(p241)から引用しています。

            会議のたびに、これらのリストに沿って品質をチェックして、改善案を考える。きちんと実行していけば成果が上がりそうですね。

            • 10のポジティブ感情

              まえがき

              『これら10のポジティブ感情に注目する理由は2つあります。ひとつにはこれらが心理学調査の対象に非常に多く取り上げられていること。次に、(略)これら10のポジティブ感情が最も生活のなかに色濃く現われるのがわかったことです。ほかのポジティブ感情も存在しますが、これらが最も一般的だったのです。』

              リスト

              あとがき

              まえがきを含めて『ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則』より。補足として、ダッシュ(―)の右側に解説文からの引用・要約をつけました。が、まだうまくまとまっていません。本書には、自分の感情を認識してこういったポジティブ感情を増やしていくことのメリットやその方策が書かれています。

                参考文献

                ミニ書評 – 起-動線

              • 「上司病」から抜け出す8つのルール

                まえがき

                「あがいている上司と活躍している上司の間には、非常に大きな違いが存在していました。」

                リスト

                あとがき

                まえがきを含めて『なぜか、うまくいくチームの上司の習慣術』より。いいこと書いてあるのですが、残念ながら肝心の「8つのルール」がやや分かりづらい。8つのルールを1章ずつ説明する構成になっていたので、問いの形で付けられていた各章のタイトルをカッコ内に引用してみました。

                  参考文献

                  ミニ書評 – 起-動線

                • 問題解決八則 (Eight Disciplines Problem Solving)

                  まえがき

                  製造業で用いられている問題解決の流れ。

                  リスト

                  あとがき

                  Eight Disciplines Problem Solving“(Wikipedia)より。偶然見つけました。できるだけコンパクトにしたかったので、逐語訳ではありません。

                  Eight Disciplinesの “Disciplines” がうまく訳せなくて苦労しました。規律・厳しいルールといった意味合いを込めるため「八則」を当ててみました。

                  「暫定措置」なんてのは、汎用的な問題解決の方法論ではなかなか見かけないステップ、いやDisciplineですね。実用性が高くてよいです。