投稿者: koji

  • Truth-O-Meter (真偽の6レベル / Politifact)

    まえがき

    『「ポリティファクト」は「トゥルーソメーター」 (Truth-O-Meter) という独自のレーティングシステムを用いて正確性を判定しており、六種類の判定方法について説明されています。』

    リスト

    あとがき

    まえがきを含めて、立岩 陽一郎, 楊井 人文 『ファクトチェックとは何か』(岩波書店、2018年)より。ファクトチェック団体はそれぞれに真偽の判定レベルを設けているとのことで、例として挙げられていました。

    “Pants on Fire” は前に “Liar, Liar,” を付けて使われる、子供のはやし言葉。つまり、単に「間違い」というだけでなく「嘘」を連想させます。“ファクト”チェックのレベル名としては微妙に誘導的な気がしますが、どうなのかしら。

    この本からの他のリスト

    参考文献

    (1) How we determine Truth-O-Meter ratings (PolitiFact)

  • ファクトチェックの五原則(アフリカ・チェック)

    まえがき

    アフリカのファクトチェック団体「アフリカ・チェック」が掲げている、ある主張を判定する際の原則。

    リスト

    あとがき

    How we rate claims – Five key principles (Africa Check) を翻訳しました。一部、解説文の内容を盛り込んでいます。

    立岩 陽一郎, 楊井 人文 『ファクトチェックとは何か』(岩波書店、2018年)で紹介されていました。本書にもちゃんとした訳文が載せられていましたが、思うところあって独自訳を作りました。

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  • ファクトチェック綱領(国際ファクトチェックネットワーク)

    まえがき

    『世界中のファクトチェッカーたちが議論を積み重ねて合意に達した基本原則があります。』

    リスト

    あとがき

    まえがきを含めて、立岩 陽一郎, 楊井 人文 『ファクトチェックとは何か』(岩波書店、2018年)より。リストは本文を一部編集のうえ引用しています。

    リスト項目は参考文献(1)からの引用。

    この本からの他のリスト

    参考文献

    (1) International Fact-Checking Network fact-checkers’ code of principles (Poynter)

  • 五力

    まえがき

    『仏教で実践されている「五力」について話しましょう。』

    リスト

    あとがき

    まえがきを含めて、ティク・ナット・ハン 『イエスとブッダ: いのちに帰る』(春秋社、2016年)より。本文からリストを構成しました。『』部分を含めて、できるだけ本文からのママ引用にしています。

      参考文献

      五根 (Wikipedia)

    • プロジェクトのトリレンマ

      まえがき

      プロジェクトにおいては、この3要素は同時に成立しづらい。プロジェクト・マネジメント・トライアングルとも。

      リスト

      あとがき

      The project-management trilemma” (Wikipedia) より。

      QCD (Quality, Cost, Delivery/Due) ですね。プロジェクトに限らず意識される局面は多いと思います。

    • 社会のトリレンマ(ピンカー)

      まえがき

      社会は同時に「公正」「自由」「平等」であることはできない。

      リスト

      あとがき

      The Pinker social trilemma” (Wikipedia) より。この記事によると『心の仕組み』『人間の本性を考える ~心は「空白の石版」か』で言及されているとのこと。

      こういう fair を公正とするか公平とするか、いつも悩ましいところ。今回は平等との意味合いの違いを際立たせるために公正を選びました。

      • タイトル心の仕組み 上
      • 著者: スティーブン ピンカー(著)、Pinker,Steven(原著)、直子, 椋田(翻訳)
      • 出版社: 筑摩書房
      • 出版日: 2013-05-08
        • ミュンヒハウゼンのトリレンマ

          まえがき

          主張を根拠づけようとする試みは、次の3つのどれかに陥らざるを得ない。

          リスト

          あとがき

          Münchhausen trilemma” (Wikipedia) および「ミュンヒハウゼンのトリレンマ」(Wikipedia日本語版)から作成しました。

          かなり抄訳。訳しがいのある英文は “Albert’s formulation” (Wikipedia) にあります。

        • ルイスのトリレンマ

          まえがき

          イギリスの小説家C・S・ルイスの言葉。イエスが自らを神だという場合、3つのうちのどれかが真実でなければならない。

          リスト

          あとがき

          Apologetic trilemma” および “Lewis’s trilemma” (Wikipedia) より。3つは同時に成立しないものの、1と3、2と3も同時には成立しないので、トリレンマとは言い難いような。

          主に Lunatic / Liar / Load、Mad / Bad / God という三つ組を覚えておきたくて収集。

        • エピクロスのトリレンマ

          まえがき

          古代ギリシアの哲学者エピクロスが、神は完全なる能力 (omnipotence) と完全なる善良さ (omnibenevolence) を有するというアイディアを斥けるために言ったとされる言葉。

          リスト

          あとがき

          Epicurus’ trilemma” (Wikipedia) より翻訳のうえ引用。

          「全能なる神―全き善なる神―悪」の3要素は、最大でも同時に2要素しか存在し得ないのでトリレンマだということですね。

          参考文献

          * Problem of evil – Wikipedia

        • 国際金融のトリレンマ

          まえがき

          『以下の3つの政策は同時に実現することができず、同時に2つしか実現できない。』

          リスト

          あとがき

          まえがきを含めて、「国際金融のトリレンマ」 (Wikipedia) より。

          英語では、ただ “Impossible trinity” となっています。こういう関係を満たす三つの変数は他にもありそうなので探してみたい。