投稿者: koji

  • 共感に必要な技能

    まえがき

    『真の共感のためには3つの異なる技能が必要だという点については、多くの臨床心理学者・カウンセリング心理学者が同意している。』

    リスト

    あとがき

    まえがきを含めて、『共感の社会神経科学』(勁草書房、2016年)より。引用元は参考文献(1)。

    • タイトル共感の社会神経科学
    • 著者: デセティ,ジャン(著)、アイクス,ウィリアム(著)、Decety,Jean(原著)、Ickes,William(原著)、顕宏, 岡田(翻訳)
    • 出版社: 勁草書房
    • 出版日: 2016-07-29

    この本からの他のリスト

    参考文献

    (1) Decety, Jean, and Philip L. Jackson. “The functional architecture of human empathy.” Behavioral and cognitive neuroscience reviews 3.2 (2004): 71-100.

  • 「工学システム」の4つの要素

    まえがき

    『北野は、頑健性と安定性を強化する「工学システム」の四つの要素を特定している。さらに、それらが、生物的システムにも内在する可能性があると考察している。』

    リスト

    あとがき

    まえがきを含めて、ピーター・ラビンズ 『物事のなぜ――原因を探る道に正解はあるか』(英治出版、2018年)より。まえがきの「北野」とは北野宏明氏。引用元(参考文献1)は未邦訳だそうですが、内容が重なっている可能性がある和書として『システムバイオロジー―生命をシステムとして理解する』が挙げられていました。

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      参考文献

      (1) Kitano, Hiroaki, ed. Foundations of systems biology. Vol. 85. Cambridge, MA: MIT press, 2001.

    • 宗教的生活の特徴(ジェイムズ)

      まえがき

      『アメリカの哲学者ウィリアム・ジェイムズは、宗教について論じた名著「宗教的経験の諸相」の中で、宗教的生活の特徴を五つあげている。』

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      あとがき

      まえがきを含めて、ピーター・ラビンズ 『物事のなぜ――原因を探る道に正解はあるか』(英治出版、2018年)より。書中で『宗教的経験の諸相』を引用していますので孫引きです。

      信仰によって事象の原因を説明するというアプローチ(信仰型)は、検証型、叙述型と並んで3大アプローチの一つとして挙げられていました。

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      • 共感的に聴くプロセス

        まえがき

        『心理療法において共感を供給されることで、クライエントは自分自身について探索し熟慮する機会が与えられ、それによって自己志向的な変化が促進されることをロジャースは示唆した。』

        リスト

        あとがき

        まえがきを含めて、ジャン・デセティ他 『共感の社会神経科学』(勁草書房、2016年)より。ジーン・C. ワトソン、レズリー・S. グリーンバーグによる第10章「共感的共鳴:神経科学的展望」からの引用です。

        本文をリスト化しました。文脈を一般化するために、本文中の「セラピスト」を「聞き手」に、「クライエント」を「話し手」に置き換えています。

        このプロセスの引用元は参考文献(1)。

        • タイトル共感の社会神経科学
        • 著者: デセティ,ジャン(著)、アイクス,ウィリアム(著)、Decety,Jean(原著)、Ickes,William(原著)、顕宏, 岡田(翻訳)
        • 出版社: 勁草書房
        • 出版日: 2016-07-29

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        参考文献

        (1) Barrett-Lennard, G. T. “The phases and focus of empathy.” The British journal of medical psychology 66 (1993): 3-14.

      • 共感能力を向上させる方法

        まえがき

        『セラピストは、クライエントに共感する能力を最大限にするために、数多くの認知的共感のプロセスに取り組むことが可能である。』

        リスト

        あとがき

        まえがきを含めて、ジャン・デセティ他 『共感の社会神経科学』(勁草書房、2016年)より。
        ジーン・C. ワトソン、レズリー・S. グリーンバーグによる第10章「共感的共鳴:神経科学的展望」からの引用です。

        本文を編集してリスト化しました。一般化するために「クライエント」を「相手」に置き換えています。

        • タイトル共感の社会神経科学
        • 著者: デセティ,ジャン(著)、アイクス,ウィリアム(著)、Decety,Jean(原著)、Ickes,William(原著)、顕宏, 岡田(翻訳)
        • 出版社: 勁草書房
        • 出版日: 2016-07-29

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      • 共感とよばれる8つの現象

        まえがき

        『私は、いずれも共感とよばれているような8つの異なる現象を区別しようと思う。』

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        あとがき

        まえがきを含めて、ジャン・デセティ他 『共感の社会神経科学』(勁草書房、2016年)より。チャールズ・ダニエル・バトソンによる第1章「共感とよばれる8つの現象」からの引用です。

        • タイトル共感の社会神経科学
        • 著者: デセティ,ジャン(著)、アイクス,ウィリアム(著)、Decety,Jean(原著)、Ickes,William(原著)、顕宏, 岡田(翻訳)
        • 出版社: 勁草書房
        • 出版日: 2016-07-29

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      • 失敗を成長につなげる3ステップ

        まえがき

        『失敗は成功の原材料。失敗の見方を変えるというのは、その原材料を真の成長へと変えるプロセスだ。』

        リスト

        あとがき

        まえがきを含めて、ビル・バーネット他『LIFE DESIGN(ライフデザイン)――スタンフォード式 最高の人生設計』より。リストは本文の内容を多少組み入れて作成しました。

        分類してみて、「不運」は気にしない、「弱点」はあきらめる、的な運用がゆるくていいなと感じました(もっとちゃんと書いてあります、念のため)。失敗記録も成長のヒントも、サンプルを見るとほんの1文で、シンプルな感じです。

        • 情報開示の3つのメリット

          まえがき

          『単純なナッジとしての情報開示は、三つの異なる目的を追求する。』

          リスト

          あとがき

          まえがきを含めて、キャス・サンスティーン 『シンプルな政府:“規制”をいかにデザインするか』(エヌティティ出版、2017年より)。リストは本文を編集して作りました。カッコ内は、その前の説明文の事例です。まえがきにあるとおり三つの「目的」として説明されていましたが、内容を鑑みて「メリット」にしました。

          • 犯罪を誘発する特質

            まえがき

            犯罪傾向認知尺度 (Criminogenic Cognitions Scale, CCS) を構成する5つの特質。

            リスト

            あとがき

            参考文献(3)、(2)とたどって(1)に到達、(1)の本文を翻訳・引用しました。

            CCSは25問からなる自己評価式の尺度で、カギカッコのような文章に対する同意の度合いを4段階で評価します。

            罪を犯しがちな認識の持ち主をこの5特質 (five dimensions) で識別できる理由は、2002年の別の論文に書かれているようですが、追い切れず。

            参考文献

            (1) Tangney, June P., et al. “Is There a Dark Side to Mindfulness? Relation of Mindfulness to Criminogenic Cognitions.” Personality and Social Psychology Bulletin 43.10 (2017): 1415-1426.

            (2) “Mindfulness Is Not Always Positive” | Psychology Today

            (3) 「瞑想を誤解している人が多すぎる! マインドフルネス瞑想の“重大な悪影響”を科学者が指摘! 記憶力悪化、犯罪助長、創造力にも無関係と判明!」 | TOCANA

          • 組織としての謝罪(信頼回復)の4段階

            まえがき

            失敗から信頼を回復するための、組織レベルでの手順。

            リスト

            あとがき

            参考文献(1)より。デビッド・ウォーラー、ルパート・ヤンガー 『評価の経済学』(日経BP社、2018年)で『ギルスピーとデイツのモデルは、謝罪の最適なタイミングを理解するのに役立つ枠組みを提供している。』という記述を読んで、引用文献を読んでみました。

            • タイトル評価の経済学
            • 著者: デビッド・ウォーラー(著)、ルパート・ヤンガー(著)、月沢 李歌子(翻訳)
            • 出版社: 日経BP
            • 出版日: 2018-02-16

              参考文献

              (1) Gillespie, Nicole, and Graham Dietz. “Trust repair after an organization-level failure.” Academy of Management Review 34.1 (2009): 127-145.