まえがき
『標準化された形式的なメンタリングはかえって害である。かつての師弟関係のように、個人対応で血の通ったメンタリングこそ有効である。』
リスト
- 絶対の信頼を置ける人物であり、その清廉潔白さゆえに、内容の是非を問わず、いかなるメッセージにも耳を傾けたくなる人物
- 耳の痛い事柄を伝えつつ、こちらの言い分にも耳を貸してくれる人物
- 向上心をかき立ててくれる人物
- リスクを冒しても大丈夫であるという気持ちにしてくれる人物
- 内なる不安や疑問を乗り越えられるだけの自信を与えてくれる人物
- ストレッチ・ゴール(既存の目標よりもさらに高い目標)の設定を後押ししてくれる人物
- チャンスを提供し、自分では気づかなかった挑戦課題に目を向けさせてくれる人物
あとがき
まえがきを含めて、トーマス J. デロング他 「メンタリングの原点」 ハーバード・ビジネス・レビュー 2008年3月号 より。
幸いなことに、僕はこのリストを見て数人のメンター(と勝手に頼っている人)の顔を思い浮かべることができます。
しかし自分が良いメンターであろうと思って読むと、ハードルがあまりにも高いことに気がつきます。仲間のために部下のために、そして子どものために、ときどき読み直したいリスト。
- タイトル: Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2008年 03月号 [雑誌]
- 著者:
- 出版社: ダイヤモンド社
- 出版日: 2008-02-09