まえがき
『こどもと大人が対話する場である「犬てつ(犬山×こども×大人×てつがく×対話)」』。それはどのように進められるか。
リスト
- もじゃもじゃした毛糸のコミュニティボールを使いながら一人ひとりが簡単な質問に答える。安心安全な「探求のコミュニティ」を作ることが大切なポイント。
- 話したくなったら手をあげてボールをもらう。何を話してもいいし、何も話さなくてもいい。反対の意見は歓迎。けなすのはダメ。
- テーマに沿って「問い」を立てながら話す。問いを立てるのがてつがく対話のキモ。問いは話しているなかで自分たちで見つけられるときもあれば、進行役に問いかけてもらって発見できるときもある。
- 考えが変わったり、よくわからなくなったりしてもOK。自分のなかにわきあがるモヤモヤを発見し、大事にする。
あとがき
ミナタニアキ 他 『こどもと大人のてつがくじかん てつがくするとはどういうことか?』(Landschaft、2020年)より。まえがきは「はじめに」からの引用です。リストは本文に入る直前のページにあった「犬てつstyleてつがく対話の基本のお話」から要約しつつ引用しました。
誰かと探求的な対話をしたくなるような本でした。
- タイトル: こどもと大人のてつがくじかん てつがくするとはどういうことか? (犬てつ叢書 1)
- 著者: ミナタニアキ(著)、安本志帆(著)、河野哲也(著)、高橋綾(著)、松川えり(著)、三浦隆宏(著)、ヤマダクミコ(著)、犬てつ(犬山×こども×大人×てつがく×対話)(編集)
- 出版社: Landschaft
- 出版日: 2020-08-04