まえがき
『ジョブ型雇用においては、人材の流動性が高まるため、優秀な人材のリテンションを図ること、また、社員のエンゲージメントを高めることが不可欠となります。』
リスト
- 【感情面】会社で働くことに対する目的意識が持てる(会社のミッション・ビジョンへの共感、やりがい、達成感、仲間への帰属意識等)
- 【経験面】差別化された経験ができる(キャリアの進展、裁量ある働き方、健康的/経済的/心理的な幸せ等)
- 【契約面】競争力ある報酬・福利厚生が得られる(他社に比べてより良い報酬、健康維持や資産形成の支援等)
あとがき
まえがきを含めて、マーサージャパン『ジョブ型雇用はやわかり』 (日本経済新聞出版、2021年)より。「社員への訴求価値 (Employee Value Proposition)」 という図の内容を引用してリスト化しました。引用元として参考文献(1)が挙げられていましたが、同じ図はネットで参照できる(2)にも載っています。
図は企業が社員に訴求する価値という文脈でしたが、メンバーから見た組織の価値を表したリストとして使いたく、そのようにタイトルを付けました。
感情・経験・契約。3Kになっているところがいいですが、意味合いとしては意義・経験・処遇という訳がいいかな。
- タイトル: ジョブ型雇用はやわかり
- 著者: マーサ―ジャパン(編著)
- 出版社: 日本経済新聞出版
- 出版日: 2021-04-24
参考文献
(1) Mercer, 2018, ”Thriving in an Age of Disruption ~Putting People at the Heart of Change~”