未来を書き換える、パフォーマンス3つの法則


まえがき

『(略)3つの法則を活用したとき、パフォーマンスは、大半の人間が不可能だと考えるレベルをはるかに超えた地点へと飛躍するだろう。それは徐々に達成されない。人や組織が未来を書き換えていく過程で、ひと息に達成されるのだ。』

リスト

  1. 人の行動(パフォーマンス)は、状況が本人にどのようなものとして起きているかと相関する
    → リーダーは、状況の「起き方」を決める力を持ち、人にもそれを与える
  2. 状況の起き方は言葉の中に生じる
    → リーダーは環境をマスターする
  3. 未来に基づく言葉が状況のその人への起き方をトランスフォームする
    → リーダーは組織の未来に耳を傾ける

あとがき

スティーヴ・ザフロン、デイヴ・ローガン『パフォーマンスアップ3つの法則―組織と個人の成果にブレークスルーを起こす法』 (ダイレクト出版、2011年)より。リストは本書付録部分を編集・引用して作成しました。

「パフォーマンス3つの法則」は「→」の前。後ろは、各法則に応じた「リーダーシップの帰結命題」です。

ぴんとこなかったので原文を確認してみました。

  1. How people perform correlates to how situations occur to them.
  2. How situations occur arises in language.
  3. Future based language transforms how situations occur to people.
Amazon-Exclusive Q&A with Steve Zaffron and Dave Logan

……なかなか訳しづらい。結局、リストは邦訳をそのまま使っています。

行動は現状認識しだい。現状認識は言葉しだい。だから、未来に基づく言葉を使えば状況の起き方が変わる。社会構成(構築)主義的なアプローチのように感じられました。

「パフォーマンス3つの法則」では一般的過ぎるので、本書の中心的な主張と思われる「未来を書き換える」をタイトルに付けました。

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リーダーシップ 組織 構成主義 パフォーマンス

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