まえがき
『IMRAD形式は、アカデミックライティングの型の1つで、主に実証研究にもとづく自然科学や医学の論文、実験レポートにどのような内容が含まれ、それらの内容がどのような順番で並べられるべきかを定めている文章の型です。』
リスト
- 序論 (Introduction):研究の背景・目的・重要性を述べたり、研究によって検証したい仮説を説明する
- 材料と方法 (Materials and Methods):研究で使用された材料と研究の方法を説明する。研究の再現性(検証可能性)、信頼性、透明性、妥当性などを確保するために重要である
- 結果 (Results):研究の結果を報告する
- 考察 (Discussion):研究結果を評価し、研究の意義を議論し、序論で紹介された仮説を検証する。研究の問題点を指摘したり今後の展望について述べるのもこのセクションである
あとがき
まえがきを含めて、高橋 良子、野田 直紀、E. H. Jego、日台 智明『理系のパラグラフライティング〜レポートから英語論文まで論理的な文章作成の必須技術』 (羊土社、2024年)より。リストは本文を編集して作成しました。
学術論文の構成(IMRAD) という同一内容のエントリがすでにありますが、内容が充実している書籍があったので改めて収集しました。
- タイトル: 理系のパラグラフライティング〜レポートから英語論文まで論理的な文章作成の必須技術
- 著者: 高橋 良子(著)、野田 直紀(著)、E. H. Jego(著)、日台 智明(著)
- 出版社: 羊土社
- 出版日: 2024-03-19