まえがき
コーチ―(コーチングを受ける人)が自分の問題を明確化し、具体的なアクションを考えていくために、コーチが念頭に置いておくとよいステップ。
リスト
- Goal ― 目標を明確にする
- Reality ― 現実を把握する
- Options ― 選択肢を創り出す / Obstacles ― 障害を特定する
- Will ― 意思を固める / Way Forward ― 次の一歩を決める
あとがき
たとえば “GROW model” (Wikipedia) より。よく使われる頭字語の例に漏れずさまざまなバリエーションがありますが、ここではジョセフ オコナー、アンドレア ラゲス 『コーチングのすべて――その成り立ち・流派・理論から実践の指針まで』 (英治出版、2012年)で使われている単語を先頭に、よい補完となりそうな言葉を添えました。
- Goal と Reality を明確にすることで、それらのギャップとしての問題が具体化される(問題の定義)
- そのギャップを生じせしめている Obstacles を推察し、特定する(原因の分析)
- Options を幅広く挙げ、最善な Option を選ぶ(解決策の立案)
- 「やるべきことはわかっていても、やらない」壁を越えるための Will を確認する(実行への意思固め)
問題解決そのものですね。
- タイトル: コーチングのすべて――その成り立ち・流派・理論から実践の指針まで
- 著者: ジョセフ オコナー(著)、Joseph O’Connor(著)、アンドレア ラゲス(著)、Andrea Lages(著)、杉井 要一郎(翻訳)
- 出版社: 英治出版
- 出版日: 2012-10-23