まえがき
『人は何かを考える時、かならず次のような手順があります。周りの状況を調べ(1)、解決するための手段を考え(2,3,4)、それを1つ1つ実行していく(5)、という手順です。「5つの思考回路」は、これらの手順を分解したものなのです。』
リスト
- スキャン回路(読み取る) …… 情報を読みとり、問題の本質を見抜く。
- クリエイト回路(ひらめく) …… 問題を様々な視点から見て、これまで思いつかなかった方法を思いつく。
- リバース回路(逆算する) …… 問題が解決するにはどうすればいいか、ゴールから逆算する。
- ノック回路(洗いだす) …… ありうる可能性をすべて、もれなく重複せずに洗いだす。
- ステップ回路(組み立てる) …… 問題の解決に向けて、1つ1つの順序を正しく組み立てる。
あとがき
まえがきを含めて、ソニー・グローバルエデュケーション 『5分で論理的思考力ドリル』(学研プラス、2019年)より。まえがきもリストも本文を一部編集しつつ引用しました。
2以降は実質的に「どうすればよいか」なので、問題解決としてはかなり解決寄り。本書には各回路をテーマにした短いクイズがたくさん載っています。
- タイトル: 5分で論理的思考力ドリル
- 著者: ソニー・グローバルエデュケーション(著)
- 出版社: 学研プラス
- 出版日: 2019-03-19