投稿者: koji

  • 進化論の骨格

    まえがき

    『ダーウィン(Darwin、1859)の提唱した進化論(略)の骨格は、変異、遺伝、競争、選択、そして結果としての適応にまとめられる(略)。』

    リスト

    あとがき

    まえがきを含めて『感情心理学・入門』より。ダーウィンの進化論がキーワードとともにコンパクトにまとめられていて分かりやすかった。とはいえ引用元では1ページ近い文章になっているので、リスト化するために本文を大幅に刈り込んだうえで整形・引用しています。大意を損ねないよう要約したつもりではありますが、分かりづらいところがあったら引用者の責任ですので、まずは本書にあたってくださいね。

    もっとも、この本自体は感情心理学の本。引用部分の参考文献として『行動生態学を学ぶ人に』が挙げられていましたので、こちらも併せて紹介しておきます。

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    • (オンラインから)オフラインでの交流に至る6つのステップ

      まえがき

      『子供たちは、監視下に置かれたSNSでどうやって実際に「出会って」いるのか。(略)この調査は、実際にSNSで知り合い、異性の大人と1対1で会ったことがある青少年を優先的に抽出した、長時間のインタビューである。』

      リスト

      あとがき

      まえがきを含めて『子供がケータイを持ってはいけないか?』より。一部省略のうえ引用しています。もともとは

      青少年が利用するコミュニティサイトに関する実態調査

      • 抑うつ気分が高い人に特徴的な否定的認知の3要素

        まえがき

        『抑うつ気分が高い人には「認知の3要素(徴)」があるとされる。』

        リスト

        あとがき

        まえがきを含めて『感情心理学・入門』より。本文を編集してリストに整形しました。また2項目めの【世界】は、本文では「世界・体験」です。

        これは認知療法の創始者と見なされているアーロン・ベックが提唱した”cognitive triad”という概念だそうですね。triadという言葉から、これらが互いに関連した要素だと考えていることが分かります。

        人のもののとらえ方(認知)は、自分自身と周囲の環境、そしてそれらの未来を、どうみているかに影響される。うつかどうかに関係なく、コミュニケーションにも役立ちそうな枠組みですね。

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      • 嫌悪のステージ

        まえがき

        嫌悪の機能、そして嫌悪を誘発する刺激とは。

        リスト

        あとがき

        『感情心理学・入門』より。表をリストに開いて、句点など微妙に編集のうえ引用しています。【】が嫌悪のステージ、右がそのステージの嫌悪が果たす機能、←の後はそのステージの感情を誘発するものです。【】内の言葉は、原文ではDistaste、Core、Animal nature、Interpersonal、Moralでした。

        なお引用元で示されていた論文は(1)ですが、新版(2)が出ていたのでそちらもチェックしてみたところ、情報は同じでした。

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        参考文献

        (1) Rozin, P., Haidt, J., & McCauley, C. R. (2000). Disgust. In M. Lewis & J. Haviland (Eds.) Handbook of emotions, 2nd edition, (pp.637-653). New York: Guilford Press.

        (2) Rozin, P., Haidt, J., & McCauley, C. R. (2008). Disgust. In M. Lewis, J. M. Haviland-Jones & L. F. Barrett (Eds.), Handbook of emotions, 3rd ed. (pp. 757-776). New York: Guilford Press.

      • 感じる力を高める「六識日記」のフォーマット

        まえがき

        感情知能の基盤には情動の認識能力があります。その力を鍛える試み。

        リスト

        あとがき

        EQを高める六識日記」(起-動線)より。「仏教の認識論の構成要素(十八界)」(*ListFreak)をベースにしています。

        「感じる力を高める」と書いてしまいましたが、確たる根拠があるわけではありません。ちょっと試してみたいと思っています。

      • 仏教の認識論の構成要素(十八界)

        まえがき

        『仏教の認識論では知覚が決定的に重視されるが、知覚という認識を構成する基盤、要素を、それぞれ十二処(六入と六境)、十八界(六入と六境と六識)として立てる。』

        リスト

        あとがき

        まえがきを含めて『ブッダが考えたこと―これが最初の仏教だ』より。一部の読みがなやフォーマットなどには多少編集を施したうえで引用しています。

        仏教の概念には後世の付け足しがたくさんありますが、十八界はブッダ自身の発想であるとされています。したがって、ネットを含めてさまざまな資料に載っています。

        この本を引用元として選んだ理由は、リストが比較的コンパクトにまとまっていたことと、意識の知覚作用に「内覚」という、おそらくは造語をあてているのが面白いなと思ったから。

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      • 偉大な意思決定者の9つの特質

        まえがき

        『コンサルタントで経営学者でもあるロジャー・ドースンによれば、偉大な意思決定者には9つの特質がある。』

        リスト

        あとがき

        まえがきを含めて『エグゼクティブのための意思決定入門―論理・直観・経験をビジネスに活かせ』より。囲み記事の中で、Roger Dawson “Make the Right Decision Every Time” (Nicholas Brealey, 1994) からの引用として紹介されていました。

        1、5、6は意味が重なっているように思えます。4-5箇条くらいに絞り込めそうですが、引用されているのはリスト部分だけでよく分かりません。元の”Make the Right Decision …”は未訳のようで、わざわざ原書を求めるのも面倒なので、探索はここで打ち切り。

        • 選択理論の十の原理

          まえがき

          ウイリアム・グラッサー博士が提唱する選択理論の要諦。

          リスト

          あとがき

          『グラッサー博士の選択理論―幸せな人間関係を築くために』より。太字も原文ママです。上質世界、全行動など固有の用語については本書か、あるいは訳書の発行元が運営する選択理論.jpをご参照ください。

          • タイトルグラッサー博士の選択理論
          • 著者: ウイリアム・グラッサー(著)、Glasser,William(原著)、柿谷正期(翻訳)
          • 出版社: アチーブメント出版
          • 出版日: 2021-05-21
          • プライマリ・ケアの5つの理念

            まえがき

            『プライマリ・ケアは簡単に言うと「身近にあって、何でも相談にのってくれる総合的な医療」』。その理念とは。

            リスト

            あとがき

            リストは『医療従事者の方へ:プライマリ・ケアとは?』(日本プライマリ・ケア連合学会)より、編集のうえ引用しました。「〜」より後では、一部英語表記を削除しています。
            まえがきは、同会の『一般の方へ:プライマリ・ケアとは?』からの引用です。

            この【○○性】の部分に網羅性の高さを感じて収集したくなりました。アフターケアをはじめとする顧客サービスの理念として参考にできるのではないでしょうか。
            たとえば顧客サービスの条件は「身近で、包括的で、協調的(顧客−受付窓口−エキスパート間の連絡がスムーズ)で、継続的で、責任感がある」こと、といった具合。

          • 適切な組織構造をデザインするときの6つの問題

            まえがき

            『マネジャーが組織構造を設計するときに考慮すべき六つの要素がある。』

            リスト

            あとがき

            まえがきを含めて『組織行動のマネジメント―入門から実践へ』より。第13章の本文と図表から編集・引用しました。

            組織を設計する機会はそう多くないと思いますが、組織構造をチェックするときの視点としても有用なリストではないでしょうか。もちろん本文には解説も参考文献へのポインタもあります。

            • タイトル組織行動のマネジメント―入門から実践へ
            • 著者: ステファン・P. ロビンス(著)、Stephen P. Robbins(著)、髙木 晴夫(翻訳)、永井 裕久(翻訳)、福沢 英弘(翻訳)、横田 絵理(翻訳)、渡辺 直登(翻訳)
            • 出版社: ダイヤモンド社
            • 出版日: 1997-11-01

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