投稿者: koji

  • 会議メモの図示化レベル

    まえがき

    『全体像が聞き取れないのに無理して不明瞭なストラクチャー風にしてしまうよりは、まずは文字ベースでも全体を描けることが重要です。』

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    あとがき

    清水 淳子 『Graphic Recorder ―議論を可視化するグラフィックレコーディングの教科書』(ビー・エヌ・エヌ新社、2017年)より。

    後から議論をまとめたり、考えをまとめたりする手順としても普遍的で良いかと。

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  • 会議を課題解決に導く3つのフェーズ

    まえがき

    『話を淡々とまとめて整理していくだけではなく、人々が集まる場での議論をグラフィックレコーディングすることで、積極的に課題解決していきましょう。』

    リスト

    あとがき

    清水 淳子 『Graphic Recorder ―議論を可視化するグラフィックレコーディングの教科書』(ビー・エヌ・エヌ新社、2017年)より。

    グラフィックがなくても、会議の良い進め方。

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  • ダイアローグの4行動

    まえがき

    『アイザックスはこれまでの対話のあり方を変え、新しいダイアローグの場をもたらすために必要な4つの行動を構造化して提示しました。』

    リスト

    あとがき

    まえがきは、前野 隆司、保井 俊之『無意識と「対話」する方法 – あなたと世界の難問を解決に導く「ダイアローグ」のすごい力』(ワニブックス、2017年)より。まえがきで引用した文に続いて『それが聞く (listening)、大事にする (respecting)、保留する (suspending)、出す (voicing) です。』という文がありました。

    そこで、引用元の William Isaacs “Dialogue: The Art Of Thinking Together” からもう少し詳しい解説部分を探し、翻訳してリスト化しました。原文が非常に圧縮された文章だったので、けっこう意訳が入っています。

      • 法四依

        まえがき

        『法四依(ほうしえ)とは、大乗経典に説かれる4つの法義をいう。』

        リスト

        あとがき

        まえがきとリストの「……」以降は、「法四依」(ウィキペディア)より。各項目の見出し語と順序は、NHK「100分 de 名著」という番組の『名著66 「維摩経」』第4回で、指南役(解説)である釈徹宗(如来寺住職・相愛大学教授)氏が掲げたフリップから引用しました。

      • 「いい説教」の構成

        まえがき

        説教(いわゆる「お説教」でなく仏教の普及手段としての説教)はこう語るべし、という言い習わし。

        リスト

        あとがき

        NHKの「100分 de 名著」という番組の『名著66 「維摩経」』第4回で、指南役(解説)の釈徹宗(如来寺住職・相愛大学教授)氏が語った言葉から引用しました。

        いろいろ使えそうです。

      • 細胞の定義

        まえがき

        『人間も昆虫も植物も、あらゆる生命に共通のものがあると考えた場合に、その共通するものが細胞です。さらにいえば、「生きている」ことを還元主義的に考えてたどり着いたものが細胞です。』

        リスト

        あとがき

        まえがきを含めて、池上彰 他『池上彰が聞いてわかった生命のしくみ 東工大で生命科学を学ぶ』より。

        • 情動経験の層(シェラー)

          まえがき

          『シェラーは、情動プロセスに伴う感覚および情感などの内的状態を、3層に分けて把捉し、ベン図に表現している。』

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          あとがき

          まえがきを含めて、遠藤 利彦『「情の理」論: 情動の合理性をめぐる心理学的考究』より。本文および参考文献(1)を編集・引用して作成しました。〈〉内の言葉は、終章での著者の文章から。

          まえがきにベン図とあるように、層といっても地層でも玉ネギの断面図でもなく、A円の上にB円が、さらにC円が、それぞれズレて乗っているような重なり具合です。3層が重なった領域には「妥当性のある自己報告尺度のゾーン」(zone of valid self-report measurement) と書かれています。

          この本からの他のリスト

          (1) Scherer, Klaus R. “Emotions are emergent processes: they require a dynamic computational architecture.” Philosophical Transactions of the Royal Society B: Biological Sciences 364.1535 (2009): 3459-3474.

        • 合理性の基準(スピラダら)

          まえがき

          『これまで人の行為の合理性をめぐっては倫理学や哲学の領域を中心に様々な見解が提示されてきたと言える。』

          リスト

          あとがき

          まえがきを含めて、遠藤 利彦『「情の理」論: 情動の合理性をめぐる心理学的考究』より。リストは本文及び参考文献(1)を編集・引用して作成しました。また本文の「適応度」を「包括適応度」としています。

          この本からの他のリスト

          (1) Sripada, Chandra Sekhar, and Stephen Stich. “Evolution, culture and the irrationality of the emotions.” Emotion, evolution, and rationality (2004): 133-158.

        • 挨拶に添えるひと言「キドニチカケ・モ」

          まえがき

          『「おはようございます」のあとに、ひと言を添える。それだけで気難しい顔をしていた方が、にこやかに話し出すこともあります。(略)そのキッカケとなるひと言について、ANAでは代々“キドニチカケ”を引き継いできました。』

          リスト

          あとがき

          まえがきを含めて、加藤アカネ『ANAのVIP担当者に代々伝わる言いにくいことを言わずに相手を動かす魔法の伝え方』(サンマーク出版、2016年)より。

          まえがきに引用した通り、本書の中では“キドニチカケ”として紹介されていました。これに加えて著者は「持ち物」にも言及していたそうです。

          なるほど。そこで持ち物の“モ”も追加させていただきました。

          また、『「一流の気づかい」はANA社員に学べ!』(東洋経済オンライン)を参考に、「ニュース」を「ニュース・人気」に変更しています。

          カンカラコモデケア」、「カモデシャビトゲン」に並ぶ、「意味が無いのに気になって覚えてしまう頭字語リスト」と言えましょう。

          • メタ分析の手順

            まえがき

            『メタ分析は、同一のテーマに関する研究結果をレビューする方法です。』

            リスト

            あとがき

            まえがきを含めて『計量パーソナリティ心理学』(ナカニシヤ出版、2017年)より。参考文献(1)をもとに作成したリストとのこと。

            通常の研究とほぼ同じ手順ですが、2、3、5あたりがメタ分析ならでは。

              参考文献

              (1) Cooper, Harris. *Research Synthesis and Meta-Analysis: A Step-by-Step Approach*. Vol. 2. SAGE Publications, 2009.