投稿者: koji

  • 21世紀の学習に求められる4つのスキル(4C)

    まえがき

    『4Cは、米国を中心とした Partnership for 21st Century Skills(P21) によって21世紀の教育に必要な最も重要なスキルとして特定された4つのスキルです。』

    リスト

    あとがき

    まえがきは “Four Cs of 21st century learning“(Wikipedia) からの翻訳・引用です。リストは “Framework for 21st Century Learning“(P21) からの翻訳・引用。参考文献(1)にも似たようなスキルセットの定義がいくつかありました。

    『人類の未来―AI、経済、民主主義』という本で人間開発指数という指数の存在を知り、関連資料を読んでいたらこの4Cにぶつかりました。

    • タイトル人類の未来―AI、経済、民主主義 (NHK出版新書 513)
    • 著者: ノーム・チョムスキー(著)、レイ・カーツワイル(著)、マーティン・ウルフ(著)、ビャルケ・インゲルス(著)、フリーマン・ダイソン(著)、吉成真由美(編集)
    • 出版社: NHK出版
    • 出版日: 2017-04-11

    この本からの他のリスト

    参考文献

    (1) “21st century skills“(Wikipedia)

  • 物語の7つの基本プロット

    まえがき

    『クリストファー・ブッカー(略)はすべての文学作品、すべての物語は7つの基本プロットにわけることができるという自説を検証するために30年をかけて本を読んだ。』

    リスト

    あとがき

    まえがきは、ジョディ・アーチャー、マシュー・ジョッカーズ『ベストセラーコード 「売れる文章」を見きわめる驚異のアルゴリズム』(日経BP社、2017年)より。

    本文中にその7プロットがなかったので、”The Seven Basic Plots“(Wikipedia) から翻訳・引用しました。引用元には一行要約も載っています。

      • リーダーシップの3つのレベル(リーダーシップの3Pモデル)

        まえがき

        James Scoullerの著作 “The Three Levels of Leadership” から。

        リスト

        あとがき

        Three levels of leadership model“(Wikipedia) および “leadership theories“(businessballs.com) より編集・翻訳のうえ引用。

        リーダーシップの発揮対象をOuter(他者)とInner(自分)に分ける枠組みでは、対社会/対組織/対自分というのをどこかで見かけた気がします。こちらは対複数/対個人/対自分。たしかに、大勢に語りかけるのとOne-on-oneは大きく違うので納得度高し。

        • 信頼につながる7つの行動

          まえがき

          『わたしは調査を通じて信頼――自分、そして他者への信頼――を七つの要素にまとめてみた。』

          リスト

          あとがき

          まえがきを含めて、ブレネー・ブラウン 『立て直す力 RISING STRONG 感情を自覚し、整理し、人生を変える3ステップ』(講談社、2017年)より。

          この本からの他のリスト

        • EI(感情的知能)の研究対象となるべき4つの構成要素

          まえがき

          EI(感情的知能)の研究において区別されるべき4つの構成要素とは。

          リスト

          あとがき

          参考文献(1)より意訳・リスト化。遠藤 利彦『「情の理」論: 情動の合理性をめぐる心理学的考究』にこの4要素について言及があり、そこからたどりました。

          この四項目、気質の次の第2項目からは、4ブランチモデルの「第1」、「第2と第4」、「第3と第4」ブランチといえなくもない感じ。

          この本からの他のリスト

          参考文献

          (1) Matthews, Gerald, Moshe Zeidner, and Richard D. Roberts. “Emotional intelligence: A promise unfulfilled?.” Japanese Psychological Research 54.2 (2012): 105-127.

        • フィードバックの4ステップ (COIN)

          まえがき

          肯定的なフィードバックにも改善提案にも使える、覚えやすいフィードバック方法。

          リスト

          あとがき

          Anna Carroll, “COIN: An Easy Way to Give Great Feedback to Anyone“より。まえがきもリストも、この文書からの意訳です。書籍では “The Feedback Imperative: How to Give Everyday Feedback to Speed Up Your Team’s Success” に詳しく書いてある模様。

          似たところでは、やはり4ステップの「DESCスクリプト(アサーションのステップ)」を連想します。COINは、フィードバックを意味づける、第1項目の Connection がいいですね。

          ちなみに、もともとはメルマガで見かけたのですが、そちらでは C が Context になっていました。

          • 戦略を成果につなげる「実行の4つの規律」

            まえがき

            『したがって、一番大切なことは、人格を形成する「7つの習慣」と、戦略実行の仕組み「4つの規律」を組織に適用して、組織の実行文化をつくるということなのだ。』

            リスト

            あとがき

            まえがきを含めて、クリス・マチェズニー 『実行の4つの規律 行動を変容し継続性を徹底する』(キングベアー出版、2016年)より。2013年に出た『戦略を、実行できる組織、実行できない組織』の増補改訂版とのこと。

            「実行の4つの規律」だけでは当サイトの中ではわかりづらいので、「戦略を成果につなげる」という言葉を加えました。

            まえがきは、竹村富士徳(フランクリン・コヴィー・ジャパン)による『はじめに:「7つの習慣」×「実行規律」=「成果」』からの引用です。リストは見出しと本文を編集してつくりました。

            原著ではこんな感じでした。

            1. Focus on the Wildly Important
            2. Act on the Lead Measures
            3. Keep a Compelling Scoreboard
            4. Create a Cadence of Accountability
            • 自分を立て直す3つのステップ

              まえがき

              『このステップは、挫折から立ち直り、失敗を乗り越え、気持ちを立て直して、より上質でしあわせな人生を実現することをめざしている。』

              リスト

              あとがき

              まえがきを含めて、ブレネー・ブラウン 『立て直す力 RISING STRONG 感情を自覚し、整理し、人生を変える3ステップ』(講談社、2017年)より。

              「上質で」「劇的に」といったおおげさな修飾語が気になりますが、作者(訳者?)のテイストなのでしょう。「ストーリー」という言葉から、物語的自己同一性 (narrative identity) という概念が連想されます。起きたこと(失敗や挫折)を組み込んで物語的自己同一性を再解釈するという感じ。

              この本からの他のリスト

            • 対立が激化しやすい議題の条件

              まえがき

              『対立は、(略)三つの条件がそろえば概して激化する。』

              リスト

              あとがき

              まえがきを含めて、エイミー・C・エドモンドソン 『チームが機能するとはどういうことか――「学習力」と「実行力」を高める実践アプローチ』(英治出版、2014年)より。リストは本書および参考文献(1)からの翻訳・引用です。

              期待が大きいのに、根拠が不確実な議論は、対立を招きやすい。第3項目と第1項目だけでいい気もします。

              この本からの他のリスト

              (1) Edmondson, Amy C., and Diana McLain Smith. “Too hot to handle? How to manage relationship conflict.” California management review 49.1 (2006): 6-31.

            • 動機づけの2大要因

              まえがき

              『研究者によって分類の仕方はさまざまですが、ここ数十年の動機づけ研究で重視されているものには2つの要因があります。』

              リスト

              あとがき

              まえがきを含めて、島 義弘(編) 『パーソナリティと感情の心理学』(サイエンス社、2017年)より。とてもわかりやすい。

              この本からの他のリスト