投稿者: koji

  • ルイスの「4つの約束」

    まえがき

    『四つの約束』の著者、ドン・ミゲル・ルイス博士は、自分の価値観に従って誠実に生きる方法を、シンプルに提案しました。

    リスト

    あとがき

    まえがきを含めて、ジェームズ・マクグラス『瞬間フレームワーク』(クロスメディア・パブリッシング、2017年)より。

    できれば『四つの約束』を読んでリストを更新したいと思います。

    • タイトル瞬間フレームワーク
    • 著者: ジェームズ・マクグラス(著)、福井 久美子(翻訳)
    • 出版社: クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
    • 出版日: 2017-02-20

    この本からの他のリスト

    • タイトル四つの約束
    • 著者: ドン・ミゲル ルイス(著)、Ruiz,Don Miguel(原著)、太郎, 松永(翻訳)
    • 出版社: コスモスライブラリー
    • 出版日: 1999-04-01
    • タウンゼンド流意思決定のルール

      まえがき

      『ロバート・タウンゼンドはエイビスレンタカーの元CEO。(略)意思決定について、タウンゼントが提案していることは次のとおりです。』

      リスト

      あとがき

      まえがきを含めて、ジェームズ・マクグラス『瞬間フレームワーク』(クロスメディア・パブリッシング、2017年)より。

      タウンゼンドの『組織に活を入れろ』からの引用とあります。マクグラスは70近い意思決定のフレームワークを紹介したうえで、このモデルをトップ1に据えています。

      • タイトル瞬間フレームワーク
      • 著者: ジェームズ・マクグラス(著)、福井 久美子(翻訳)
      • 出版社: クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
      • 出版日: 2017-02-20

      この本からの他のリスト

      • 見込み顧客を絞り込む指標(BANT)

        まえがき

        『(リード〔見込み顧客〕を絞り込む指標として)長年使われてきた一般的な指標は、BANTである。』

        リスト

        あとがき

        まえがきを含めて、マーク・ロベルジュ 『アクセル デジタル時代の営業 最強の教科書』(2017年、祥伝社)より。本文を少し編集してリスト化しました。

        『長年使われてきた一般的な指標』というだけあって、“sales lead bant” で検索すると解説記事がたくさん出てきます。同書では、定量化が難しいN(eed)を具体的に考えるための新しい指標を提案していました。

        ちなみに BANT という単語として発音可能な頭字語になっていますが、一般的な中型辞書には bant という言葉はありません(方言や bant で始まる単語の短縮形などマイナーな用例はあり)。こういう頭字語は英語を母語にする人にとって覚えやすいのかどうなのか。

        • タイトルアクセル デジタル時代の営業 最強の教科書
        • 著者: マーク・ロベルジュ(著)、神田昌典(監修)、(監訳)神田昌典(その他)、(監訳)リブ・コンサルティング(その他)、門田美鈴(翻訳)
        • 出版社: 祥伝社
        • 出版日: 2017-06-02
        • 勇気の階梯(孟子)

          まえがき

          『勇気の階梯を上れば上るほど、それは他人に因るものではなくなり、ますます内面的になり、道徳的になるのである。』

          リスト

          あとがき

          まえがきを含めて、フランソワ・ジュリアン『道徳を基礎づける 孟子 vs. カント、ルソー、ニーチェ』(講談社、2017年)より。

          「自反而縮、雖千萬人吾往矣。(自ら反して縮〈なほ〉ければ、千萬人と雖〈いえど〉も吾〈われ〉往〈ゆ〉かん)」(『孟子/公孫丑上』(Wikisource))という故事成句が含まれている文章がわかりやすく訳されていたので収集。

          勝手にラベルを貼るとすると、小勇、蛮勇、大勇という感じでしょうか。

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        • 善の成熟段階(孟子)

          まえがき

          『(略)善は本性に含まれ、内面的な成熟の出発点にある。本性は成熟することによって、無制約者に開かれ、開花に至る。これらのことを、孟子は、次のような段階を設定して、最も体系的に示した(尽心下二五)。』

          リスト

          あとがき

          まえがきを含めて、フランソワ・ジュリアン『道徳を基礎づける 孟子 vs. カント、ルソー、ニーチェ』(講談社、2017年)より。

          カッコ内の漢語部分は、『孟子/盡心下』(Wikisource)からの引用です。本書では「聖而不可知之謂神」と「之」が一つ削られていました。

          まえがきの「無制約者」について同書からの引用を付します:

          カントは、他の何ものからも条件づけられない自律した概念を無制約者と呼び、具体的には、自由、不死、神を挙げている。

          リストは本文の内容を盛り込んで作成しました。聖、神あたりは微妙に意訳混じりかも。

          この段階の意味あいを、わかりやすく解説してくれていた部分も引用します。

          出発点の前の段階では必要とされていた努力が、頂点に達し、完全な成熟にまで達すると、その反対物、すなわち自然なものに変わってしまうということだ。ちょうど、見習い修行に長い間専念すれば、最後には才能が花開いて、おのずと事が進むようになるようなものである。

          (「自然なもの」に傍点)

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        • 反論や質問に対応する4ステップ(APAC)

          まえがき

          提案や議論の最中に、相手から出された反論や質問をどうさばいていくか。

          リスト

          あとがき

          知人のメールで知りました。これも「異議に対応する3F」同様オリジナルが見つからなかったので “apac acknowledge probe answer close” で検索して見つかったいくつかのページをまとめてリストを作成しました。

        • 異議に対応する3F

          まえがき

          寄せられた疑問・不安・心配・異論・反論に対応する3ステップ。

          リスト

          あとがき

          検索中に見つけました。はっきりしたオリジナルは突き止められず。セールスやカスタマーサポートなどの業務における会話のテクニックとして複数のサイトで紹介されています。

          異議といっても、論理的な反論に対して「そう感じるのはわかる」と言ってしまうと、「感情の話をしているのではない」などと話がこじれそうな気もするので、不安や心配への対応という用途が主でしょうか。

          まず、相手の感情を理解していることを伝える(もちろん、ほんとうに理解できていることが前提)。
          次に、その感情が一般的な(あるいは個人的にも共感できる)ものであることを伝える。
          最後に、(自分も含めて)相手と同じように感じた人の発見を伝える。

          第3項目で伝えるのが自分の意見だとしても、過去相手と同じように感じた人間としての言葉なので、すこし客観的に受け止められるでしょう。

          シンプルでいいですね。日本語の頭字語も作っておきたい。

          (追記: 2024/04/06)

          ロジャー・ドーソン『本物の交渉術 あなたのビジネスを動かす「パワー・ネゴシエーション」』 (KADOKAWA、2021年)に ”Feel, Felt, Found” の記述がありました。原著は1987年と交渉スキルに関する書籍としては古く、また引用元も書かれていないので、オリジナルの候補としてメモしておきます。この訳書では「感じる・感じた・見出した」と訳されています。

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          参考文献

          feel felt found (Google 検索)

        • 人が自発的に行動する3つの理由

          まえがき

          人が自発的に「やりたい」と思う理由は、つまるところ3つ。

          リスト

          あとがき

          人が自発的に行動する3つの理由」(起-動線)より。

          主に、期待-価値理論の総説から知恵を借りました。

        • 有機的統合理論(自己決定理論の一部)

          まえがき

          『有機的統合理論では、(略)外発的な先行要因を内発的な先行要因にしていく価値や規範を自分のものにするという内在化に注目し、外発的動機づけが自律性の程度によって、4つの段階に分けられている』

          リスト

          あとがき

          まえがきは参考文献(1)からの引用です。リストは、島 義弘(編) 『パーソナリティと感情の心理学』(サイエンス社、2017年)と参考文献(2)から作成しました。項目先頭の[非]は非動機づけ、[外]は外発的動機づけ (Extrinsic Motivation)、[内]は内発的動機づけを示しています。

          この本からの他のリスト

          参考文献

          (1) 小池伸一. “動機づけ理論と学生指導への応用: 自己決定理論の援用.” 保健医療技術学部論集 6 (2012): 65-78.

          (2) 藤田裕子. “学習者の内発的動機づけはなぜ高まったのか:-PAC 分析によるケーススタディからの考察.” 桜美林言語教育論叢 11 (2015): 65-78.

        • 会議準備の4P

          まえがき

          『「僕らは“準備が完了した”といえるのは“四つのP”がそろった状態だと考えている」』

          リスト

          あとがき

          まえがきを含めて、榊巻 亮 『世界で一番やさしい会議の教科書』(日経BP社、2015年)より。これが会議の準備 (Preparation) の要素なので、Prep. の 4P。

          Purpose、Process、People という三つ組は、組織の構成要素としてしばしば見かけます。考えてみると、ビジネスも会議も、「何かのために (Purpose) 人が集まって (People) 何かをする (Process)」わけなので、必要欠くべからざる要素です。

          組織の構成要素を4Pに拡張するとすると、4つめは資源や強みなど持てるもの (Possessions) でしょうか。