六波羅蜜


まえがき

「大乗仏教では、智慧を実践する方法として『六波羅蜜』が挙げられている。布施、持戒、忍辱、精進、禅定という5つの波羅蜜と智慧(波羅蜜)が相互に助け合うことで完成するため、車の両輪にたとえられる。」

リスト

  • 布施波羅蜜(ふせ):自分の持っているものを、他者に投げ出すこと
  • 持戒波羅蜜(じかい):5つのルール(五戒)を守る習慣をつけること
  • 忍辱波羅蜜(にんにく):他者からの迷惑を耐え忍び、他者を許すこと
  • 精進波羅蜜(しょうじん):得するために、がんばりすぎないこと
  • 禅定波羅蜜(ぜんじょう):何かを得ようとせずに、ただボーッとすること
  • 智慧波羅蜜(ちえ):ほとけさまの智慧。布施(および持戒、忍辱、精進、禅定)をすることで、智慧が身につく

あとがき

まえがきを含めて「知識ゼロからの般若心経入門」より。マンガ&挿し絵満載でとても分かりやすい&イージーゴーイングな感じの本でした。Wikipediaの六波羅蜜と比較してみてください。

文字通り知識ゼロのまま読みましたが、さすがひろさちや氏という感じで、すらすらっと読めました。この六波羅蜜に関しては、「智慧」を身につけるために他の5つがあることと、他の5つの中でも「布施」が重要で、残りの4つは「布施の精神の一部」であることを学びました。

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仏教 大乗仏教 般若心経

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