まえがき
『3つの鍵となる傾向が重なり始めたことによって、ソーシャルラーニングの必要性が加速している。』
リスト
- 個人が互いにつながる「機会の拡大」: メディアツールによって形成される分散型組織の人的ネットワークは、会話の量、集合知やコラボレーション、成長の可能性を劇的に増大させる。
- 世代交代による「期待の浮上」: 新しいソーシャルメディアの技術は、世代・性別・消費傾向の違いを越えて、あらゆる人に対して今までの人生ではあり得なかったような働き方が可能になることを発見させる。
- 高度テクノロジーの「大衆化」: マス・プロダクション(大量生産)からマス・カスタマイゼーションへのトレンドは、役割・ワークグループ・コンテンツ・マネジメントのマッシュアップ(既存のモノやサービスを組み合わせて新しいものを作ること)をもたらす。
あとがき
まえがきを含めて『「ソーシャルラーニング」入門 ソーシャルメディアがもたらす人と組織の知識革命』より。まえがきは本文の引用です。リストの部分は、太字部は正確な引用で、解説部分は本文の言葉をできるだけ使った要約です。ちょっと漢語とカタカナが多くて分かりづらいですね。
第2項目の『世代交代による「期待の浮上」』という見出しは、テクノロジーに明るくソーシャルラーニングに期待を抱く若い世代が労働人口の中心に浮上してくる……という内容を予想させますが、そうではありませんでした。
- タイトル: 「ソーシャルラーニング」入門
- 著者: トニー・ビンガム(著)、マーシャ・コナー(著)、ダニエル・ピンク(序文)(その他)、松村太郎・監訳(翻訳)、山脇智志(翻訳)
- 出版社: 日経BP
- 出版日: 2012-01-06