むずかしい話し合いの根底にある「3つの会話」


まえがき

『(略)何千という会話例を研究してくる中で、(略)わたしたちの考えや感情は、つねに三つのカテゴリー、つまり三つの“会話”に分類できることがわかった。』

リスト

  • 何があったかをめぐる会話:【事実】だれが何を言い、何をしたか?だれが正しく、【意図】だれが何を意図し、【責め】だれが責められるべきか?
  • 感情をめぐる会話:わたしの感じ方は正当か?その感情を認めるべきか否定するべきか、率直に言うべきか口を閉ざすべきか?相手の感情についてはどうするか?もし相手が怒ったり傷ついたりしたら?
  • アイデンティティをめぐる会話:この状況が何を示しているか――自分の有能さか無能さぶりか?自分がいい人間であることか悪い人間であることか?自分が愛される人間であることか愛されない人間であることか?

あとがき

まえがきを含めて『言いにくいことをうまく伝える会話術』より。リスト項目は本文から一部編集のうえ引用しています。

『サーチ! 富と幸福を高める自己探索メソッド』で推薦されていたので読んでみました。軽く読めるようなニュアンスで紹介されていたのですが、なかなかどうして密度の高い本です。

  • タイトル言いにくいことをうまく伝える会話術
  • 著者: ストーン,ダグラス(著)、ヒーン,シーラ(著)、パットン,ブルース(著)、Stone,Douglas(原著)、Heen,Sheila(原著)、Patton,Bruce(原著)、剛史, 松本(翻訳)
  • 出版社: 草思社
  • 出版日: 1999-11-01

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参考文献

誰もが「私は有能か?善良か?愛されているか?」と自問している』 – 起-動線

タグ

感情 会話 アイデンティティ 話し合い

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