まえがき
『典座(食事係)は料理の際、(略)3つの心が大切だと説きました。禅寺の配役の中でも特に典座は重要な役目なのです。』
リスト
- 喜心 …… もてなす喜びや感謝
- 老心 …… 相手を思い心を込める
- 大心 …… 仏の大きな心を持ち集中する
あとがき
まえがきを含めて、枡野 俊明(監修)『マンガで実用 使える禅』 (朝日新聞出版、2019年)より。リストは本文から引用しつつ作成しました。
典座は「てんぞ」と読みます。
精進料理の基本的な考え方は、道元禅師が中国で、ある老僧より食の修行について聞き、感銘を受けて著した『典座教訓・赴粥飯法』に由来します。
禅寺における食事の作法として「五観の偈」も載っていました。