感情労働の特徴

まえがき

『ホックシールドの定義によると、感情労働が求められる職業は、次の三つの特徴を備えています。』

リスト

  1. 対面、あるいは声による顧客との接触が不可欠であること。
  2. 従事者は、他人のなかに何らかの感情変化――感謝の念や恐怖心等――を起こさせなければならないこと。
  3. 雇用者は、研修や管理体制を通じて労働者の感情活動をある程度支配するものであること。

あとがき

まえがきを含めて『感情労働シンドローム 体より、気持ちが疲れていませんか?』よりすこし編集のうえ引用。このリスト自身、「感情労働」という言葉をA.R. ホックシールド『管理される心―感情が商品になるとき』からの引用です。『管理される心』を読めていないので、孫引きになりますが収集。
Wikipediaの”Emotional labor“にはこのリストの原文と思われるリストが載っています。

このリストが作成されたのは1983年。現在では、1には文字情報のやりとり(チャットやメール)も含まれますね。
3によって、同じ接客業でも個人商店みたいなSelf-employedな人はこの定義からは外れます。1の仕事を通じて2のようなことを3によって「させられる」ことから、いろいろ問題が生じるのでしょう。

(書影)

この本からの他のリスト


(書影)
  • タイトル:管理される心
  • 著者:アーリー・ホックシールド/石川准
  • 出版社:世界思想社
  • 出版日:2000年04月

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