投稿者: koji

  • 罰を与えるときに考慮すべき3側面

    まえがき

    『どんなものでも罰には三つの基本的な面がある。』

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    あとがき

    まえがきを含めて、ロイ・バウマイスター、 ジョン・ティアニー『WILLPOWER 意志力の科学』より。本文を編集のうえリスト化しました。スピードと一貫性は「ある」ほうが望ましいのですが、厳しさは「問題ではない」ので、ややわかりづらいかも。

    • タイトルWILLPOWER 意志力の科学
    • 著者: ロイ・バウマイスター(著)、ジョン・ティアニー(著)、渡会圭子(翻訳)
    • 出版社: インターシフト
    • 出版日: 2013-04-22
    • 意見が対立する4パターン

      まえがき

      『人の意見が対立するにあたっては、さまざまなパターンがある。主なパターンは以下の四つだろう。』

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      あとがき

      まえがきを含めて『科学技術をよく考える -クリティカルシンキング練習帳』より。4は3に含まれるようにも思えますが『議論の組み立て方にかかわるもう少し背景的な違い』であると説明されています。何がどの程度であれば問題とするか、問題の有無を立証する責任はどちらにあるかといった対立を指しているようです。

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    • 落ち込みの元となる非合理的な思い込み

      まえがき

      『(アルバート・)エリスの代表的な弟子の一人、論理療法のセラピストのポール・ホークという人は、「落ち込みにおちいる元になっている基本的な非合理的信念・態度は三つに要約できる」といっています。』

      リスト

      あとがき

      まえがきを含めて、岡野 守也『いやな気分の整理学―論理療法のすすめ』(日本放送出版協会、2008年)より。本文より編集のうえ引用しています。

      なかなかすっきりした整理のように思えたので収集。ホークの著書『きっと、「うつ」は治る』の原著”Overcoming Depression”を覗いてみると、この3つは次の言葉でした。

      • self-blame
      • self-pity
      • other-pity
        • タイトルきっと、「うつ」は治る
        • 著者: ポール・A. ホーク(著)、Hauck,Paul A.(原著)、守也, 岡野(翻訳)
        • 出版社: PHP研究所
        • 出版日: 2002-03-01
          • タイトルOvercoming Depression
          • 著者: Hauck, Paul A.(著)
          • 出版社: Westminster John Knox Pr
          • 出版日: 1973-04-01
          • 素読み(校正)の5視点

            まえがき

            『校正には「照合」と「素読み」があり、「素読み」には、何をチェックするかという「視点」がある。』その視点とは。

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            あとがき

            まえがきを含めて和田 文夫、大西 美穂『たのしい編集 本づくりの基礎技術─編集、DTP、校正、装幀』より。リスト化のために一部編集のうえ引用しています。

            マクロからミクロへという流れがわかりやすいリスト。

            『校正には「照合」と「素読み」があり、』なんですね。この「照合」は(手書き)原稿と初校の照合を意味します。

            そして素読みとは『「初校をただ読みながら(素読み)」校正すること』だそうです。この文言からは、素読みの対象は初校に限定されるように思えますが、『3~5は、再校以降でおこなうほうがいいだろう』という記述もあります。

            要するに、初校ができあがったら最初に元原稿と照合し、それから素読みをかけて再校・第三校と修正していくのが校正のプロセスだと理解しました。いずれにせよ大変そう。

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          • 目次のつくりかた

            まえがき

            『目次は、単に本文の章名を抜き出せばいいというものではない。僕がいつも配慮するのはつぎのようなことだ。』

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            あとがき

            まえがきを含めて和田 文夫、大西美穂『たのしい編集 本づくりの基礎技術─編集、DTP、校正、装幀』より。本にはよくできた目次の例もいくつか載っています。

            第2、第3項目が面白いですね。「謎」を提示しつつ「迷わないように」。そういえば謎という時は言(ごんべん)に迷うと書きます。「読む人」と「読み手」の違いも何かの謎かけなのか。

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          • コミュニケーションにおける慈善の原則

            まえがき

            『簡単に言えば、思いやりの原理(principle of charity、慈悲の原理などとも訳される)とは、相手の発言や行動を解釈する際には、できるだけ筋が通ったものになるように解釈せよ、という原理である。』

            リスト

            あとがき

            まえがきは、伊勢田 哲治ほか『科学技術をよく考える -クリティカルシンキング練習帳』からの引用です(ただし、多少切り詰めています)。

            リストは、”Principle of charity“(Wikipedia)からの翻訳・引用です。このリストがザ・定義ではないのですが、「できるだけ筋が通ったものになるように解釈」していくうえで、わかりやすく実用的に思えたので収集しておこうと思いました。

            相手は興味深いことを言っている。最初は皮肉?とも感じられた第4項目ですが、これこそがcharityの精神ですね。

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            参考文献

            * コミュニケーションにおける慈善の原則(起-動線)

          • 睡眠12箇条(健康づくりのための睡眠指針 2014)

            まえがき

            『この指針では、睡眠について正しい知識を身につけ、定期的に自らの睡眠を見直して、適切な量の睡眠の確保、睡眠の質の改善、睡眠障害への早期からの対応によって、事故の防止とともに、からだとこころの健康づくりを目指しています。』

            リスト

            あとがき

            健康づくりのための睡眠指針2014」(厚生労働省、平成26年3月31日)より。まえがきは第1条の解説からの引用です。

            資料を読むと、それぞれの項目に2~4の補足があります。さらに参考資料では、それぞれの項目の根拠が述べられていて、読みごたえがあります。ただ、「夜更かし/ひるま」「眠気・眠く・眠れ/ねむり」といった、漢字と平仮名の使い分けのポリシーがよくわからなかったり、「重要です。/睡眠を。/睡眠。」といった語調の違いがあり、結果としてどこか目に読みやすくなく・耳に聞こえやすくないような、そんな印象を持ってしまいました。

            参考資料で面白かったのは、なぜか12箇条ありきで指針が作られてきたことと、12箇条には次のようなカテゴリがあることです。

            1. 総論
            2 – 5. 睡眠に関する基本的な科学的知見
            6 – 10. 予防や保健指導の方法
            11 – 12. 早期発見ための要点

            なるほど。1なんてやけに抽象的だと思っていたら、総論だったのですね。

          • 大坂商人の心がけ

            まえがき

            『この三つは、大坂の地で商いをする者にとって、日々の要となる大切な心がけであった。』

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            あとがき

            高田 郁『銀二貫』より。
            ほんとうに大坂商人の心がけだったかどうかはわかりませんが、七五調的リズムが「それっぽさ」を感じさせます。

            • 科学における不正行為(捏造・改ざん・剽窃)

              まえがき

              アメリカ国立科学財団(NSF)は、科学における不正行為(Scientific misconduct)を次のように定義しています。FFPとして知られているとのこと。

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              あとがき

              Scientific misconduct“(Wikipedia)の文章を一部翻訳・引用しました。ちょっと訳しづらい文章でした。

              ないものをでっちあげる、あるものを都合のよいように変えてしまう、他者の成果を無断で使う。なるほど、シンプルでいい枠組みですね。

            • データをビジネスに使うための「3つの問い」

              まえがき

              『この3つの問いに答えられた時点ではじめて「行動を起こすことで利益を向上させる」という見通しが立つのであり、そうでなければわざわざ統計解析に従って新たなアクションを取ろうとする意味はない。』

              リスト

              あとがき

              まえがきを含めて、西内 啓『統計学が最強の学問である』より。第3項目の「上回るのか?」を「下回るのか?」に変えて引用しています。

              ママ引用すると、この3つの問いにYes、Yes、Noと答えられれば合格ということになります。しかしいかにもわかりづらい。そこで、勝手ながら「この3つの問いにすべてYesと答えられれば合格」と言えるように修正を施しました。