投稿者: koji

  • 練習の効率を測る4要素

    まえがき

    『最善の練習法を選択するには(略)次の4つの要素を検証すればよい。』

    リスト

    あとがき

    まえがきを含めてダニエル・コイル『才能を伸ばすシンプルな本』より。【】内は見出しから、その後の解説文は本文からすこし編集のうえ引用しました。

    「究極の鍛錬」の特徴』とかなり重なっていますね。王道はあるが近道はない、ということか。

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  • 教師・コーチ・メンター選びの5原則

    まえがき

    『すばらしい教師、コーチ、メンターには、他の特別な専門家たちと同様、いくつかの特徴がある。』

    リスト

    あとがき

    まえがきを含めてダニエル・コイル『才能を伸ばすシンプルな本』より。リストは見出しの引用で、本文ではもちろん解説が添えられています。

    1がすこしわかりづらいですが、意訳すると「いい気分にはさせてくれるが、それ以上ではない」人という感じです。第2~第4原則が守れれば自ずと第1原則は守られるので、厳密に考えれば省略可能でしょう。

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  • 児童憲章の3原則

    まえがき

    『われらは、日本国憲法の精神にしたがい、児童に対する正しい観念を確立し、すべての児童の幸福をはかるために、この憲章を定める。』

    リスト

    あとがき

    まえがきを含めて、昭和26年制定の「児童憲章」より。引用元は「児童憲章(『人権教育の指導方法等の在り方について[第三次とりまとめ]』から抜粋)」(文部科学省)です。

    『ぐりとぐら』の作者である中川李枝子氏とスタジオジブリの映画監督・宮崎駿氏の対談を報じた記事でこの3か条を知りました。この3か条は前書きで、憲章そのものは12か条からなっています。

  • 知的体力の3要素

    まえがき

    『これからの時代は「知的体力」が求められると私は考えている。「知的体力」とは私の造語だが、次の3つの要素から成り立っている。』

    リスト

    あとがき

    まえがきを含めて、和田 秀樹『受験勉強は役に立つ』より。学んだ知識(コンテンツ)より学び方(ノウハウ)を身につけられるのが受験勉強のメリットとの主張。

    本文にはもう少し詳しい解説があります。が、それを読んでも、体力は精神力のサブセットのように思えます。

    • 自分の思考についての6つの思い込み

      まえがき

      バイアスがもたらす、自分の思考についての思い込み。

      リスト

      あとがき

      Peg Streep “Think You’re Thinking? 6 Reasons to Think Again“(Psychology Today)より。

    • 行動を促す物語の3要素(self, us, now)

      まえがき

      多くの人に語りかけ、賛同者を募りたいとき、何を含めればよいか。

      リスト

      あとがき

      NHK クローズアップ現代「シリーズ 未来をひらく2 – “物語”の力が社会を変える」(2014/1/7放送)より。番組に出てきたフリップを書き留めました。

      リストの作者は米ハーバード大のマーシャル・ガンツ博士(Wikipedia)。

      要素としては古典的なものだと思います。博士は自らの講義のシラバス (PDF) で、ヒレル (Wikipedia) というラビが1世紀に遺した、これと似た3か条を引用しています。

      拙著『クリエイティブ・チョイス』で、共感を呼ぶ社会起業家のスピーチの話を書きましたが、なるほどこの黄金のフォーマットに則っていたなあと実感。

      上述の講義のワークシート(PDF)から、self, us, now のもう少し詳しい定義があったので引用します。

      * A story of self: why you were called to what you have been called to.
      * A story of us: what your constituency, community, organization has been called to its shared purposes, goals, vision.
      * A story of now: the challenge this community now faces, the choices it must make, and the hope to which “we” can aspire.

    • レコーディング・ダイエットのステップ

      まえがき

      『ダイエットに成功するということは、自分の成功イメージを確信できて、自己コントロールにかなり高いレベルで成功できる、ということだ。この自己コントロールはもちろんダイエットだけでなく、他の面でも活かせる事になる。』

      リスト

      あとがき

      岡田 斗司夫『いつまでもデブと思うなよ』より。まえがきは序章からの引用です。第二章までが著者のサイトで公開されており、そこから引用しました。

      リスト項目の【見出し】は第三章以降の目次です。月面着陸を除く6ステップがダイエットの段階とされています。続く月面着陸段階とは、道のりを振り返り、効果を実感し、方法論にまとめる段階といえます。著者はそれを出版したわけですが、ここまで持っていければ、ますます効果が強固になりそうですね。ですので、この項目も含めて収集しました。

      続く文はわたしなりのまとめ。前半はレコーディング・ダイエットの内容。後半のカッコ内は、これを目的を果たすためのステップとして一般化してみたものです。

      • 感情労働の特徴

        まえがき

        『ホックシールドの定義によると、感情労働が求められる職業は、次の三つの特徴を備えています。』

        リスト

        あとがき

        まえがきを含めて『感情労働シンドローム 体より、気持ちが疲れていませんか?』よりすこし編集のうえ引用。このリスト自身、「感情労働」という言葉をA.R. ホックシールド『管理される心―感情が商品になるとき』からの引用です。『管理される心』を読めていないので、孫引きになりますが収集。
        Wikipediaの”Emotional labor“にはこのリストの原文と思われるリストが載っています。

        このリストが作成されたのは1983年。現在では、1には文字情報のやりとり(チャットやメール)も含まれますね。
        3によって、同じ接客業でも個人商店みたいなSelf-employedな人はこの定義からは外れます。1の仕事を通じて2のようなことを3によって「させられる」ことから、いろいろ問題が生じるのでしょう。

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        • パワハラと指導の違い

          まえがき

          『職場でも「パワハラ」と業務上の「指導」の線引きが難しい、という悩みが報告されており、それが、予防のための取り組みを遅らせ、パワハラに関わった社員の処分を難しくしているようです。』

          リスト

          あとがき

          まえがきを含めて『感情労働シンドローム 体より、気持ちが疲れていませんか?』より引用。「クオレ・シー・キューブ作成」と注があります。表をリスト化したのでフォーマットを変更しています。

          【誰の利益か】は、その行為は誰の利益のためか、ということですよね。とすると【目的】と重複するように感じます。
          そういえば、親切とおせっかいの違いなどの「似て非なる行動の違いを考える枠組み」って、ありそうでないなあ。

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        • 保護者等と接する心得10か条(教職員向け)

          まえがき

          『話合いの目的は、責任の追及ではありません。学校・保護者の双方が手を結び合いながら、子供たちの人権を守りつつ、その健全な成長を援助することです。
          「要望や苦情を最初から無理難題ととらえない」「一人で抱え込まず問題は協働して解決に当たる」ことなどを確認しながら、自信をもって対応しましょう。』

          リスト

          あとがき

          まえがきを含めて、東京都教育委員会『学校問題解決のための手引』(2010年)第II章「学校が行う保護者等へのよりよい対応」(pdf)より。章の最後のほうにあるまとめからの引用です。先生だけでなく、組織の一員として顧客・ユーザー・市民などと向き合う人には誰にでも参考になりそうなリストです。その場で思い出すにはあまりに数が多いのが難点か。

          本文中にも、「事実と推測、要望と無理難題を分けよう」とか、参考になる内容がありました。