投稿者: koji

  • OARR – 会議準備の4要素

    まえがき

    『会議を改善するシンプルなやり方は、この4つを整えて可視化することだ。』

    リスト

    あとがき

    まえがきを含めて、”4 Steps To Transform Your Meetings” (fastcompany.com) より。まえがきもリストも本文からの要約・引用です。

    OARRという単語はHRインスティテュート、三坂 健『図解 オンライン研修入門』 (ディスカヴァー・トゥエンティワン、2020年)で見かけたと思いますが、手元のメモには本のタイトルとOARRという単語しか残っていなかったので、先述の記事から起こしました。重要な順でいえば OARR ですが、覚えやすさでいえば ROAR がよかったかな。

    Roles(役割)は、「あなたは会議の運転手役」と固定的に割り当てるのではなく、いくつかの役割を意識して使い分けようというニュアンスだと理解しています。

    • タイトル図解 オンライン研修入門
    • 著者: HRインスティテュート(著)、三坂 健(著)、三坂 健(編集)
    • 出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン
    • 出版日: 2020-10-23
    • 強い組織のキーワード(平尾誠二)

      まえがき

      『強い組織をつくるためには、三つのキーワードがある。』

      リスト

      あとがき

      まえがきを含めて、平尾 誠二『求心力 第三のリーダーシップ』 (PHP研究所、2015年)より。リストは本文を編集・引用して作っています。

      本書の展開がユニークなのは、この三要素で必要十分かと思わせておいて、これだけじゃだめだよね、と言っているところ。

      このリストを引用した章のタイトルは「強い組織をつくる三つのキーワード+α」。このアルファに、三要素の説明と同じくらいの紙面と三要素に倍する熱意が注がれています。この三要素は、アルファを語るための前置きだと感じました。

      いわく、戦力・戦略・戦術は重要だが、『変化を取り込みながら、ストーリーを修正していく、もしくは新たなストーリーをつくっていく』臨機応変さも必要。そして何より「戦闘意欲」が必要。その戦闘意欲は組織へのコミットメントから来る。ではそのコミットメントはどこから来るのか……。ここから本書のメインテーマである「求心力」へとつながります。

      • 意思決定バイアスを回避する4つの問い

        まえがき

        『投資の成功と最も密接につながっていた行動は、協働とプロセスを取り入れて、投資決定にありがちなバイアスを回避することだった。特に、次の四つの質問の答えによって、最高の意思決定と最悪の意思決定が二分された。』

        リスト

        あとがき

        まえがきを含めて、オリヴィエ・シボニー『賢い人がなぜ決断を誤るのか?』 (日経BP、2021年)より。まえがきに投資とあるように、1048件の投資に関する意思決定を調査した結果から導かれたリストです。

        リストは本文を編集・引用して作成しました。「投資計画」を「計画」にするなど一般的な意思決定に使えるよう一部の文言を修正しています。

        引用元となる調査は示されていませんでしたが、おそらく参考文献(1)かと思います。

          参考文献

          (1) Lovallo, Dan, and Olivier Sibony. “The case for behavioral strategy.” (2010).

        • 合意内容を履行させるための8つの制御メカニズム

          まえがき

          『交渉終了後、両当事者の行動を制御する方法は数多くありますが、(略)インセンティブや防止策となる8つの制御メカニズムは以下の通りです。』

          リスト

          あとがき

          まえがきを含めて、ウイリアム・W・ベイバー、チャヴィ・CーY・フレッチャー・チェン『世界標準のビジネス交渉』 (経済産業調査会、2022年)より。リストは本文を要約・引用(一部意訳)して作成しました。

          基本的には「インセンティブ」と「防止策」の2つしかなく、リストはそれを細分化したもの。似て非なる手段が網羅されていて、目にしたことがないリストだったので収集。引用元はなし。

          • タイトル世界標準のビジネス交渉 (現代産業選書)
          • 著者: ウイリアム・W・ベイバー(著)、チャヴィ・CーY・フレッチャー・チェン(著)、東川 達三(監修)、江口 聖子(翻訳)
          • 出版社: 経済産業調査会
          • 出版日: 2022-03-30
          • 幸せな孤独の3要素

            まえがき

            『「孤独」に関して学会でも認められている論文を集め、その内容を分析しました。すると、「幸せな孤独」を実現している人々に共通する傾向として、3つの要素が浮かび上がってきました。』

            リスト

            あとがき

            前野 隆司『幸せな孤独 「幸福学博士」が教える「孤独」を幸せに変える方法』 (アスコム、2021年)より。

            これらが幸せな孤独の要素であるという仮説を検証した調査の概要が載っていました。これらの3要素と孤独感との間には負の相関(3要素の相関(係数)の平均は-0.48)があり、孤高(幸せな孤独)では正の相関(同0.26)があったとのこと。

            あればすなわち幸せな孤独とは言いがたい感じですが、なければ孤独感が高まるとは言えそうです。

            • ユーモアが生まれる3つの条件

              まえがき

              『「無害な逸脱理論」によれば、ユーモアは次の3条件が満たされたときにのみ発生する。』

              リスト

              あとがき

              まえがきを含めて、ローラ・ファン『ハーバードの 人の心をつかむ力』 (ダイヤモンド社、2021年)より。この部分の引用文献として挙げられていたのが参考文献 (1)(2) でした。Benign(無害な) violation(逸脱) theory(理論)とはわかりやすい。

              この本からの他のリスト

                参考文献

                (1) McGraw, A. Peter, and Caleb Warren. “Benign violation theory.” Encyclopedia of humor studies 1 (2014): 75-7.

                (2) Warren, Caleb, and A. Peter McGraw. “Opinion: What makes things humorous.” Proceedings of the National Academy of Sciences 112.23 (2015): 7105-7106.

              • 相手の認識を変え好印象を獲得するための “EDGE”

                まえがき

                『エッジの獲得は、どんな状況においても局面を左右する。ときにそれはミーティングでの売り込み、就活の面接、大勢の聴衆を相手にしたプレゼンといった大一番で本領を発揮することを意味する。』

                リスト

                あとがき

                まえがきを含めて、ローラ・ファン『ハーバードの 人の心をつかむ力』 (ダイヤモンド社、2021年)より。

                要するに何の本なのか、なかなかつかみづらかった。結局のところ邦題の「人の心をつかむ」がテーマなのだと思います。それなりにボリュームのある本書の内容をEDGEという頭字語にまとめて4編仕立てにしていますが、それぞれのキーワードの定義がまとまって置かれているわけではありません。一方で最後にエッジの法則という12項目のリスト(←EDGEとの関連性がやや不明瞭)があったりして、散漫な印象でした。

                この本からの他のリスト

                参考文献

              • 人間の長期記憶の分類

                まえがき

                人間の長期記憶は、陳述記憶・宣言的記憶(心の中で意識的な努力をして思い出せる情報)である顕在記憶と、(非陳述記憶・非宣言的記憶(無意識のうちに覚えられ意識的な努力をしなくても思い出せる記憶)である潜在記憶に分けられる。

                リスト

                あとがき

                デイヴィッド・J・リンデン『あなたがあなたであることの科学 ; 人の個性とはなんだろうか』 (河出書房新社、2021年)より。まえがきは本文を要約して作成しました。リストはツリー状の図及び解説をリスト化したものです。

                ややこしい記憶の分類が分かりやすく整理されていたように思えたので収集。

                連合学習や非連合学習のような反射も長期記憶であり、『意思の力では、そうならないようにすることも、もっと速く学習することもできない』という特徴がある。そしえてこれにスキル・習慣を加えた潜在記憶が人の行動の大半をかたちづくっている。

                • キャリアと人生を羽ばたかせる4つの力

                  まえがき

                  『私の父がイギリス空軍にいたので(略)飛行に必要な4種類の力について説明してくれた。(略)私たちのキャリアと人生を羽ばたかせることもできる力だ。』

                  リスト

                  あとがき

                  まえがきを含めて、ロッド・ジャドキンス『天才はしつこい 突き抜けた成果を生み出す80の思考』 (CCCメディアハウス、2022年)より。リストは本文を要約・編集して作成しました。

                  イメージ的には、水平方向で推力>抗力、垂直方向で揚力>重力 が飛行の条件。わかりやすいですね。

                  ではキャリアにおける「前」と「上」とは何か……。生産性(推力-抗力)と創造性(揚力-重力)?

                  引用元は43「落下しながら翼をつくる」。本のタイトル通り、この他に79章あります。

                  • 怒りの根底にある3つの間違った信念

                    まえがき

                    『怒りの根底には、三つの間違った信念がある。』

                    リスト

                    あとがき

                    まえがきを含めて、ジェリー・ミンチントン『うまくいっている人の考え方 完全版』 (ディスカヴァー・トゥエンティワン、2013年)より。

                    ここだけ切り取ると、運命論者か無気力人間になれと言っているようにも受け取れますが、『本書の中心にあるテーマは「自尊心をどう高めるか」ということ』(「はじめに」)です。

                    周囲の人や出来事など、自分の思い通りにならないものに揺さぶられて思考停止すべからず、というメッセージでした。